2022観劇メモ

2022年は人生の中で最も舞台を観た年でした。
というか舞台を見るようになったのが2021年の半ばなのでね、それまでは本当に片手で数えられるくらいしか観たこと無かった。

思えば、ミュージカル作品で「突然歌い出すのよくわかんないよなー、ミュージカルってなんとなく置いてかれちゃう感じがする」と思っていた私が今やミュージカル大好きになっている……笑 ストレートプレイも好きだけど、なんだか物足りなさを感じることすらあるから人って変わるね。

さて、2022年は推し中心に、ポツポツ気になった人の出てる作品も観てました。
中止になった作品もあったため、そこから学び、絶対に絶対に死んでも観たい作品は複数回分チケットを獲るように心がけました。
そうはいっても一般での勝負になると1枚もぎ取るのも大変ってこともあるから必ずしもという訳では無いですが。

はい、本題!
備忘録なので中止公演や配信で観た公演も含めます。

1月 ①SK∞ The Stage 第二部 (中止)
       まじで悲しかった。青年館ホール中止事件①
      ②「BANANAFISH」 The Stage -後編-
       もうね、言うことない。まぁじで、天才。特にラスト演出が演劇ならではだと感じて、2.5次元作品の醍醐味というか、漫画原作の作品を舞台で人間が演じることの旨みが出てたと思う。本当に観られてよかった。出逢えて良かった。なんせ、私は前編を観て推しに出逢っているので。前の前の前の推しとの出会いもBANANAFISHきっかけだったので、BANANAFISHには頭が上がりません。吉田秋生先生、本当に恨んでますが(いい意味で)、ありがとうごさいます。

2月 ③「BANANAFISH」 The Stage -後編- (2) (中止)
        残念なことに2回目は観られませんでした。本当は千秋楽のマチネをとっていたものの、1回目が実質千秋楽だったという……。

3月 ④「ブルーピリオド」 The Stage
        めちゃくちゃ泣いた。ママがリアルすぎて怖くて泣いた笑 それはそうと、私ってこういう熱くて明るくて音楽がいい作品が好きなのかもって気付いたきっかけ。未だに劇中歌歌えるもん。円盤化しないって言ってたのに、してくれて本当に嬉しかった作品でもある。買って満足してまだ観てないのは内緒(むしろそんなのばっかり)
       ⑤「ブルーピリオド」 The Stage(2)
        これはちゃんと2回観られた!良かった!下手の前方席で首が逝きかけました。どうして皆あんなに平然とした顔で座っているのだろうか。みんなの首は私のより丈夫なのだろうか。

4月 ⑥ミュージカル 「あなたの初恋探します」
        めっっっちゃくちゃ面白かった!私ってやっぱり明るくて楽しい作品が好きなのかもの想いが深まった作品。本当にね、これもまだ歌える。小劇場というのかな?あのくらいのキャパの箱には入ったのが初めてで、観客の存在も演劇を演劇たらしめるというのが、まざまざと伝わってきた。あと私はリズム感が無さすぎて手拍子をしなかがらし集中してお芝居を観るのが難しいってことに気がついた。なんで。
        ⑦ミュージカル「あなたの初恋探します」(2)
         楽しすぎて追いチケ。スケジュールの都合で1回しか行けなかったけど、空いてたらあと2回は観にいってたね。
        ⑧「ブルーピリオド」 The Stage (3)(配信)
         千秋楽公演を観た。なぜなら円盤化されないと言っていたから。見納め!?嫌だ!俺の脳みそ頼むからこれを焼き付けてくれ!という縋る様な思いで観た。同じ公演を3回観たのか……
      ⑨銀河鉄道999 (中止)
       青年館ホール中止事件② 会場に行ったら人だかりができていて、グッズ列?何?と思っていたらスタッフさんが中止だと……ひぃん。元々佐藤流司さん目当てでチケットとったんだけど、この数日前くらいに呪術廻戦のキャスト発表されて、五条役の三浦涼介さんがアンクだと知って、(アンク当時から大好きだった、)さらに調べたら銀河鉄道出てるやん!となってめちゃくちゃ楽しみだったんだけど……うーん、残念

5月 ⑩真剣乱舞祭2022 (配信)
いや舞台か?と思わなくもないけど、舞台じゃない?たぶん。なんだろう、もっとライブ感強いと思ってたから、曲あんまり分からないし刀剣乱舞自体そんな詳しくないしと思って現地に行くことは避けたんだけど、行けばよかったな。面白いね。あとオタクの考察がすごい。皆なんでそんなに物知りなの?歴史全然わかんないからな……勉強して、もっと私も考察出来るようになりたい。って半年前に思って未だに何もやってなくてよ!?刀剣乱舞のスマホゲームは始めた。加州愛してる。

6月 ⑪Musical CROSS ROAD 〜悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ〜
後に大好きになるシアタークリエとの出逢い。これも面白かったなぁ。前日の公演が中止になって慌てたけど、観られてよかった。こちらも未だに歌える曲あるよ。難しいことはあんまりわからないけど、芸術や表現を求めて狂う人間にしかない美しさってあるよね。本来、人間の所業じゃないことを切望してる姿がそう見えるのかな。

7月 ⑫舞台 「呪術廻戦」
一般でチケットとれる事に衝撃を受けた思い出。まじでとれた事が信じられなくて、支払い済ませても手元にチケットが来ても、夢なんじゃないか偽物なんじゃないかという疑いが晴れなかった笑 そして幕が上がってから中止になるという前例も知っていたので、カテコまで安心出来なかった笑

8月 ⑬ミュージカル刀剣乱舞 鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 春風桃李巵 (配信)
もしかしたら9月か?わからん。チケットがどうしてもとれませんでした……
刀ミュで観たことあるのがパライソだけだったから、なんだか平和な感じがしたけど、言葉の持つ力だったり、言葉に込められた意味を考えたりすることの大切さみたいなものを感じた。感想が薄いな……

9月 ⑭桜文
感想書いたけど、これは本当に良かったと思います。脚本や演出が素晴らしいと思った。素人だから分からないけど、客なんて概ね素人なんだから素人にいいと思われる作品ならエンタメとしては成立してるんじゃないですかね、知らんけど。考えさせられるなんて薄っぺらい言葉で片付けたくない。闘志みたいなものがメラった作品でした。
てか9月ってまだ4ヶ月前とかか……もっと前のことのような気がしてたなぁ

10月 ⑮ミュージカル ファンタスティックス
面白かったー!!!!!!!とても!!!!!!!!ミュージカル好きだー!!!!!ってなった作品。これはね、割とほぼ歌える説ある。歌えるってのは歌詞とメロディーを覚えてるってだけで歌として成立してる訳では無いんだけど。もちろん。 めちゃくちゃルイーザに共感できる部分もあったし、マットはちょっとちゃんと気持ち悪めだしエルガヨはかっけぇし、めちゃくちゃ楽しめるタイプの人間だった。私が。なによりね、セットが可愛くて可愛くて可愛くて!可愛かったんだよ!!!!!!! この時は後ろ目の席だったけど、ここまで舞台上かな!?って思うくらいの臨場感を、あの装飾達が生み出してくれてたと思う。

11月 ⑯ミュージカル ファンタスティックス(2)
とんでもねぇ神席を引き当てました。観劇においての神席かはわかりません。首は瀕死。すごかった、、、、なんか、、真上にいた瞬間あったもん。一つ一つのお芝居がすごく繊細で、とん…と伝わってくるような気がして、めちゃくちゃ心地が良かった。いや、めちゃくちゃ近かったけど。

12月 ⑰舞台 『私立探偵濱マイク -我が人生最悪の時-』
これもめちゃくちゃ面白かったな。突発的に観に行こう!と思い立ったので、映画も見てなかったし、どうせなら前情報ゼロで見たかったのであらすじさえもほぼ見ずに行った。やはり原作が映画だからか尺が合ってるし、馴染み…はないけど、世界観としてわかり易くて、すごく観やすかったというのが正直な感想。行動原理が理解できないキャラクターがいないというか、ちゃんとどのキャラクターも“知ってる”気がして、だから物語をしっかり楽しめたと思う。たぶん。この時ほどリピーターチケットを買えるくらいのスケジュールに余裕のある生き方をしたいと思ったことは無い。あと、たまたまスペシャルカーテンコールのある日で、ラッキーでした。
         ⑱4000マイルズ 〜旅立ちの時〜
平日マチネだからか、作品の特性か、役者の特性か、いつも観ている作品とは客層が全然違った。雰囲気も全然違ってて、上演中も謎のタイミングで笑いが起こってて、ほーん?と思ってた。途中で、祖母と孫どっち視点で観てるかによって変わるのか!と気がついた。けど、なんか幕間の時の話的に、芝居で言葉に詰まっているのをガチだと思ってた人が一定数いるらしくて、それで笑いが起きてたのかも…?いやいやそんなわけないやんけと思いながらも、確かに勘違いしてしまうくらいにはお芝居上手だしなぁと謎目線の感想を持ちました。これも前情報ほぼゼロで観に行ったから、途中で起承転結の転がドンと来るものだと思っていたの。おばあちゃんの認知症が進行しちゃって、とか、孫の方も病気なのかと思ったから余命宣告されて、とか。でも実際そんなことはなくて、なんなら3週間くらいの出来事で。ただそれがすごく、リアルというか。何をするでもなく、一緒にいることが癒しになるし、例え少し聞こえてなくても話を聴いてもらうことが前を向くきっかけになる。人と人の触れ合いについて、丁寧に描かれていると感じた。隣人も含めて、葬儀に出る場面が2回あるし、老いを感じさせる場面も沢山ある。やっぱりどうしたって、死を意識する作品だった一方で孫は悲しみを乗り越えて人生を再び歩き始めようとしてる。どちらにとっても旅立ちの時なのかなと思ったり思わなかったり。隣人が亡くなったことで、それがどうだとか、どういう影響があるだとかもっともっと考えれば出てくると思うんだけど……上手く纏まらないな。うーん、知能と語彙が足りない。もっと言語化頑張ろう。
さてそんなわけでこちらの作品で観劇納めでございました。

劇場へ行って観劇出来たのは12公演、配信含めると15公演ですかね?
個人が特定されそうなものは抜いてますが、
こうして見ると、なんだかもっと観ていたような気もする。

今年2023年の目標は、もっとたくさん色々観る!です。推しが出る作品はもちろん観るし、中止になるのも怖いからチケットも複数とりつつ、気になる俳優も増えたのできちんと押さえつつ、新地開拓して行きたいなと思います。お金ないね……

あとは自分的な原点に戻って、もっと映画やドラマも見ようと思います。

更には、今年はちゃんとやりたいことを全部やる年にします。多分自由が効くラストの年だから。
我慢しない!日和らない!金は手段!

2023年も自分で自分を楽しませてあげられるような生き方をします🫶 頑張ろうな!俺!

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