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星を知って「苦手な人」が「人間味のある人」に、「自信のない自分」が「愛おしい自分」になった

長男が胎内記憶を話し始めた頃から、私は目に見えない世界について情報を求め深掘りするようになった。

前夫との関係が悪化し、それが原因で母との関係にも亀裂が入り八方塞がりかのように感じられた時は、シャーリーマクイーンの本や占星術(アストロロジー)の概念にも救われた。



ゆっくりのんびり、アストロロジーを学び始めて、4年。
いま声を大にして言える、学んで良かった点は、

「自分もみんなも好きになった」

「なんでもまるっと受け入れられるようになった」

つまり...

「生きることが楽しくてたまらなくなった」

ということ。

人の悩みの全ては対人関係にある(アドラー心理学)のなら、その悩みを解消してくれるのが、私にとってはアストロロジーだったから。

具体的にアストロロジーのどのような点が私をそうさせたかと言うと、以下の考え方である。

・みんなそれぞれ、持って生まれた性格も価値観も得意不得意も違って当たり前。
・善悪や優劣はなく、みんな違ってみんないい。
・価値観が違うということは、同じものを見て同じ言葉を聞いても、受け取り手によって受け取り方がさまざまに違うということ。
・気持ちの表現方法についても然り。さまざまに違うのだから、相手が自分の望む形で気持ちを表現してくれるとは限らない。
・たとえ家族で似たような性質を持っていたとしても、別の人間。お互いに認め合い尊重し合える関係が、美しい。

このような考え方が自分の中に根づくと、本当に、とても生きやすい。
何か不和に直面しても腹を立てるというよりは、あぁこの人も人間なんだなぁ、そういう考え方になるのはどういう星の影響なのかなぁ、と冷静に考えられるようになったし、ありのままの自分で素晴らしいと思えるようにもなった。

特に私の出生図では月と冥王星がタイトにスクエアというアスペクトを取っており、これは母親との関係が一筋縄ではいかないチャレンジングなものであることを意味している。
母に対して高校生の頃から「なんで?信じられない!」と感じることが多く内なる葛藤も大きかったのだが、この星のカラクリを知ると、気持ち良いくらいにもやもやが晴れた。
自分の心が納得したら母のことも愛おしいと思えるようになった。

私が尊敬している占星術カウンセラーさんのこの一言は、是非義務教育でみんなに教えてもらいたいとまで思う。

他人の価値観は受け止めて、
自分の価値観は大事にする。

そう、他人の価値観を全て自分の中に取り込んでしまう必要はない。

ただ、突っぱねるのでもなく、尊重し受け止める。

そして、自分の価値観はうんと大事にする。



人間の意識が持つ無限のエネルギーを、いつまでも意味のない憎悪や不平不満、争い、奪い合いなどに注ぎ続けるのではなく、お互いに認め合い愛と喜びに満ちた世界を創るために、使っていきたいものである。



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