ドキッ!オーストラリアのサウナは男女混浴!?メルボルンで整ってみた
突然ですが、タイトルにもある通りオーストラリアのサウナは男女混浴のシステムです。
もしタイトルを読んで「ラッキー、やっぱ海外は開放的やで、ウへへ」的な勘違いさせてしまったらスイマセン。あなたが望むことは書いていないので、そっと「戻る」ボタンを押して検索を続けてください。
では話を戻します。
ボクが行ったのは屋内プール施設内についているサウナです。もちろん水着は着ています。それでも日本でも聞いたことがないシステムなのでとても気まずい思いをしました。
この記事ではボクがオーストラリアでサウナを探し出して、人生で初めて整ってみるまでの体験談です。
ボクはサウナでひたすら汗をかいたら思った以上にメンタル面へのいい影響がありました。
「留学して日本と全然環境が違う…ストレス溜まるわぁぁぁ」という人にはサウナをおすすめしています。海外生活で溜まりに溜まったストレスはサウナで汗と一緒に流しちゃいましょ。
オーストラリアでもサウナに入りたい…
日本でサウナが大流行してるというウワサを耳にしました。
Youtubeやテレビでたまに出てくるので、なんとなくは知ってるんだけど、オーストラリアにはないだろうと諦めてました。
でも、何回も何回も目にするものだから気になって調べてみました。Googleで検索すると、検索結果は2種類に分けられます。
1つめは何となく怪しい雰囲気の店。
裸の男子が集まってくるので、色んなことが起こるんでしょう。いわゆる「ハッテンバ」というやつだと思う。興味がある人は「メルボルン サウナ」で調べてみてください。
そしてもう1つの検索結果はサウナ自体を売っているお店「買いたいんちゃうねん、入りたいねん」
やっぱり日本で普通にある物でも、オーストラリアにはないんですよね。
サウナのことをもっと知りたい
ちなみに日本で流行ってる「整う」というのも体験したかったので、事前にサウナの正しい入浴方法も勉強しておきました。
人気があるのはこちらの動画。さすがに芸人さんが体験しているだけあって、面白おかしく説明されていますね。
「整う」とはサウナと水風呂で交感神経と副交感神経を刺激して~ということらしいのですが、とりあえず気持ちいい状態のようです。
メルボルンでサウナに行きたい
情報を探してる間にドンドン興味がわいてきて、こんなツイートしたら親切な人が教えてくれました。
Richmond にあるrecreation centreの中にあるとのこと。で試しに行ってきました。簡単に言うと市営プールにサウナやジムがついてるわけです。
お値段はプールとサウナのビジター利用で$14.50+ロッカー代が$2ぐらい(曖昧でスマソ)。
「わ、わりと高いのね。」
日本ならサウナは銭湯にほぼ100%ついてるから想像してなかったけど、こちらではちょっと違う扱いのようです。
ちなみにこの施設はプールがメインで、サウナはおまけの様な感じです。$14.50でプールに入れてサウナ、ジャグジーも利用できると考えたら安いのかも。
ボクの目当てはサウナなので早速入ってみます。
でも新しい所に行くと、まず迷う。特にこんな広い所では迷う。迷いの森で同じ道を何回も通る少女のように。
誰かに聞けよと思うでしょ?でもコミュ障だから難しいのです。
「ちょっとあっちの部屋も覗いてみようか」みたいな顔でプールの周りをキョロキョロしながら一周する。
幸いにも大きな文字で「ロッカー」と書いてたので助かった。メガネユーザーにとっては全裸になる前に位置を把握しておくことをおすすめします。
更衣を済ませると反対側にあるサウナに直行します。目の前にジャグジーもあります。
サウナで整いたい
久しぶりのサウナにちょっと緊張気味で入ったけど、すぐに大量の汗をかき日本でスーパー銭湯に通っていた日々を思い出します。
1人で微笑んでいると、おっちゃんが入ってきました。
「後から入ってきた人より我慢する」という勝手な誓いにより、1人我慢比べを開始。
ペース配分を忘れておっちゃんと張り合っていたのでしんどい。やはり体への負担が大きすぎるようです。
サウナ室の目の前にあるシャワーで汗を流し、水風呂の代わりにプールに少し入ると、
「冷たい…」
温水プールだと思っていたら普通の冷たいプール。暑い日なので丁度いいといえばいいけど、冷たい。
それでも水風呂よろしく、じっと我慢していると身体の周囲の水が体温を奪って少し暖かくなったのを感じます。
これがいわゆる「天使の羽衣」ですね。
サウナ―になってきたな、と思いながらプールを出て椅子に腰かけてボーっとしているといい感じの脱力感に襲われます。
しかし虚ろな目で宙を眺めてるおっさんって正直こわいですね。
サウナの驚くべき2次効果
他にもこんな効果がありました。
「これが整うだ!」と感じたい自分がいましたが「整う」は探すものではなく勝手に向こうからくるものなんでしょう。
ムリヤリ整うことはできず。
結局、1度目のサイクルでは「整う」ことはなく、合計4回も繰り返しましたがゾーン的なものには至ってない気がします。
整ったのか、整ってないのかは、わかならなかったものの気持ちはよかったのでいいでしょう。
まぁ汗が噴き出る、噴き出る。
数年ぶりのサウナで溜まった汗でベッタベタのおっさんになりましたが、その後の爽快感はなんとも形容しがたく、フワフワしながらシャキッとしています。
例えるならヨガや瞑想をした後の頭がスッキリ冴えわたる感覚でしょうか。
「整う」に片足ぐらいは突っ込めたのではないかな。
オーストラリアのサウナ前の注意点
海外サウナ―から1つだけあなたに知っておいてほしいことがあります。冒頭でも書きましたがサウナ室が男女兼用だということ。
日本では裸になるので別々なのが当たり前。
しかし、オーストラリアでは水着を着用するので、わりと狭い部屋に男女一緒に入ることになります。そしてボクがいるサウナに女性が入ってきました。
ガチャ。
「うーわ…女子が入ってきた。しかも若い。見た目では20代か。水着着ているとはいえ同じ空間にいるのは嫌だろうなぁ。気まずぅ。あんまりジロジロみたら通報されるやろなぁ」ものすごく気を使いました。
特に日本人の女性は、日本のサウナは男女別なので抵抗があるかもしれません。おっさんの汗が蒸発した部屋にいるのはキモイでしょう。ボクもおっさんミストは嫌です。
ほとんどのお客さんはオッサンばかりなのでこれから利用しようとしている人の参考になればと思います。
2022/8/26追記
本日約半年ぶりにサウナに行ってきました。
この記事を書いたのが2022/01頃だったので半年以上空いてたことになります。行ってない理由は特になかったんですが、突然思い出したので行ってきました。
久しぶりに行くとやっぱりありがたさを実感しました。
なんの有難さかというと風呂に入れるということ。わが家にはバスタブがないので、いつもシャワーなんです。冬の寒い時にゆっくりお風呂につかれないのはやっぱり寂しい。
でも1つ注意することが。
Richmond recreation centreには専用の駐車場がないので路上駐車になります。目の前の駐車スペースは平日2時間まで。これって、けっこう微妙です。
着替え
サウナを4サイクル
シャワー
着替え
これで2時間弱になるので気になる方は途中で車を移動するか、これで収まるような体に訓練する必要があります。
妻には「サウナに2時間も居座る人いてる?」とあきれられたので普通の人には十分かもしれません。
メルボルンはもう少し寒い日が続きそうなのであなたも試してみてはいかがですか?
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