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海外の美容室で失敗が怖い日本人男子の散髪事情

こんにちはDash(@AusnurseDash)です。

海外に住んでる男性は散髪とかどうしてるの?
海外の美容室でどうやって理想の髪形を伝えるの?
海外で理容費用を節約する方法は?

こんな疑問を持っているあなたのために書いた記事です。

この記事ではオーストラリア・メルボルン在住10年のボクが最新でリアルな情報をお届けします。


海外で美容室に行かないホントの理由

いきなりですがボクはオーストラリア在住の10年間で1度も床屋さんにお世話になったことがありません。

怖いからです。

日本では「えり足はけっこういって、トップは残して、前は遊ぶ感じで流しちゃって下さい。」このように注文します。

「あ、でも全体的には整える感じで。」こんな的を得ないリクエストを真顔でします。

しかし美容師さんはニッコリと微笑みながら意図を組み取ってくれます。

もし海外でそんなことを言うと、

(゚Д゚)ハァ?

これでおしまい。

「君の顔にはサイドで遊ばせて~」なんてやりとりはなく、
床屋のおっちゃんの得意なスポーツ刈りにされるのが目に見えています。

何をどういう風にされるのかわからず、恐怖しかないというのは何となくご理解いただけるかと思います。

貧乏留学生の節約カット

美容店がダメなら一応、他の選択肢は「10分で$10」みたいなコスパ重視のお店。

でも牛丼チェーンよりスピーディーなお店からはスポ刈メンズしか出てきません。

「バリカン・スポ刈りはイヤ!」当時は20代半だっボクにそんな現実は受け止めきれない。

苦肉の策でシェアハウスにあったバリカンで妻に切ってもらうことに。

ブイィーン。あ、、

「え!?えり足がスース―する。」
「嘘やろ?おい。。。」

しかし人の髪を切った経験がない手から出来上がったのは「タラちゃん」

妻に切ってもらうとタラちゃんになっちゃいました。失敗ですぅ。

それでもなんとかタラちゃんをイクラちゃんレベルに誤魔化しながら10年が経ち、現在に至ります。

2022年最新ヘアスタイル

11月、南半球のオーストラリアは季節が日本とは反対。

実はロックダウンで美容室が閉まっているメルボルンボーイズの選択肢は「伸ばす」か「自分で散髪する」しかありません。

前髪のペッタリ具合でいち早く夏を教えてくれる天パに嫌気が差したボクの選択肢は「スッキリと坊主頭」

Youtubeを見ればセルフカットの方法は勉強できます。2ブロック、ウルフカット。またはシャギーかなんか知らんが素材に問題がある場合は何をしても同じ。

なので坊主が唯一の選択肢です。

では緊張の1ストローク目。

ブィィーン。。。ジョリジョリジョリ。

どんな感じに剃れているのか鏡で確認してみると肌色の四角形が。

え?うそ、やってもた。

長さを調整するアタッチメントを忘れ、後頭部に四角いハゲを作ってしまいました。

大阪生まれの30代半ば、既婚。

美意識はもう既に持ち合わせていませんでしたが、その代わりに芽生えていたのは状況を楽しむ心の余裕です。

こうして外で歩くたびに周囲の人を振り返らせる魅惑ヘアーに生まれ変わったボクの願いは「後頭部に栄養が届いて、早く髪が伸びること」だけ。

1度あることは2度ある

数週間後。

髪が伸びてツンツンしてきたので整えることにしました。

しかし握られたバリカンには再度アタッチメントはついていない。

人間は学習しないもので、後頭部のボタンの恥ずかしさも時間が経てば忘れてしまいます。

そして悲劇は繰り返される。

しかも今回は額の中央からスタートし後頭部まで刈る、さらに両側を2本やっちゃっても気付かず。

見事に御堂筋、四つ橋筋、堺筋を形成していました。

4本目、もみあげから始め、堺筋と千日前通が交差するあたりでハッと気付きましたがもう手遅れ。

その時はさすがに手が震えましたね。

合わせ鏡に写る大阪のメインストリートを眺めながら肩を落としていました。

これはさすがにまずい…

看護師やし。いくら郷土愛が’強くても頭で表現するのはファンキーすぎる。

でも、ふと我に返る。
「落ち武者になれるんじゃね?」

テレビでは見る機会があっても実物はなかなか見ないでしょ。落ち武者。

「お館様~、無念にござりまする」と妻と遊んでいましたが、10分で飽きてしまい、残りもキレイに剃って丸坊主に。

後で写真を取り忘れていたことに気づいてガッカリ。やはり冷静ではなかったんでしょう。

落ち武者になってわかったことは「髪の毛ってけっこう早く伸びるものなんだ」ということでした。

これから海外に出る男性へ

日本では長めでおしゃれな髪形をしているメンズがモテモテです。

しかしオーストラリアの男性の多くはサッパリ短め。スッキリ精悍な方が好まれるよう。

ボクは現在オーストラリアで購入したバリカンを使っていますが、アタッチメントの数が少なくて調整しにくいのが悩みです。

6mmから始まり、次は12mm。

気にしなければ良いとは思いますが、やはりちょっとはキレイにしたいし、ついでに無精ひげも整えたいのでアタッチメントは細やかな方が良い。

ということでこちらのバリカンです。

特徴は次の3つ。

・海外の電圧対応。ちなみにオーストラリアは240V。

・故障で送ったり受け取ったり面倒だから、ある程度高くても有名な会社のもの。

・手元で長さを調節できるのでアタッチメントが増えてゴチャゴチャしない。

こちらの記事でレビューしてます↓

一緒に電源プラグの購入もお忘れなく。これを忘れると新品のバリカンを棚の奥底に封印することになります。

まとめ

海外在住の日本人男性の理容事情について解説しました。

実際にロックダウンで理容店、美容室が閉店を余儀なくされ、身だしなみを整えられない日々が続きました。

「男子はピシッと短髪」がオージー流なので、思い切ってスキンヘッドにしてしまう男性もチラホラいます。

そんな繊細な時に「ハゲなんだから頭も顔も全部ボディーソープでええやん」というご意見は野暮です。

それぞれの部位によって敏感さ、乾燥具合も違います。優しく受け止めてあげてください。人にはヒトの乳酸菌♪


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