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会社員であることに納得する話

冒頭

誰かの考えの役に立つ、または、共感してほしいな、という思いで書きます。

5年前くらい前から徐々に会社員以外のお金の稼ぎ方が表に出てきて、「時代はフリーランスのエンジニアだ!」とか「会社員は○○なデメリットがある」「若者は起業せよ!」といったブームのようなものがあったと思います。

それらのニュースや記事を見て、当時の自分も会社員以外の道を探したほうがいいのかなと漠然と考えたりもしました。
ただ結局は、つらくなった職場からの転職を選んで会社員生活を続けることにしました。

そこで最近、唐突に「なぜ自分が会社員であることに納得しているのか?」ということが浮かびました。

今回は、そんなおっさんの考えを書いてみます。

学生の頃から会社員以外の働き方は知っている

学生の頃は、子供ながらに夢ややりたいことが無数に浮かんでいたと思います。その浮かぶものって大体テレビや雑誌、ゲームなどから影響を受けたと思います。

例えば

ミュージシャン
アイドル
芸能人
スポーツ選手
漫画家
などなど

考えてみるとその時点ですでに会社員以外の働き方について知っているんですよね。
ただ、高校生以上になると現実がほのかに見えてきて思い浮かんでいたものは、「全てよくあることじゃない、一部の人しかなれないんだ」と思ってしまうタイミングがあります。

なぜそう思ってしまうかというと、

『周りの大多数が会社員の家庭だから』
『教育している側も会社員だから』
『自分には周りと比べて才能がないから』

などの事実があるうえで学生を導く立場にいる人間・組織が会社員だからなのかな、と私は考えています。
そして、そういった組織の中で本気で会社員以外になりたいと思って活動しようとすると、教員や親に止められるということになるのかなと。
大多数の学生はこのネガティブな常識に巻き込まれて、ストレスを抱え・我慢して生きているんだろうなと思ってます。

『好き』を否定した生き方は、自分を不幸にするなと常々思います。

知らないものは教えられないので仕方のないことですが、「一緒になってその道で活躍できるように考えてみよう!」と肯定から考えていきたいものです。

学生時代は何を目指して生活していた?

それで、そんなことをふと思い「なぜ会社員で満足してるんだ?」となり、前述した考えの思考のまま「学生時代自分は何になりたいと思っていたんだ?」と物思いにふけって見ました。

そこでフラッシュバックした記憶が小学生の卒業アルバム。
最後の自分の夢を書く欄にこう書いてめちゃくちゃ怒られたなと。

将来の夢、フリーター

そら親なら皆が見る資料に息子がこんなこと書いてたら怒るわなと。
(振り返ってみると笑い話です)

というように私には夢がなかったんですね。
昔から映画やアニメ、漫画、ゲームが大好きで見ていたにも関わらず、それを作る側にはなりたいと思っていなかったんです。

そういった背景の中、何を目指して学生生活を消化していたかというと、好きなものをただひたすらに消化してそれを得る、楽しむといった思考停止生活を送っていたなと。

その結果、流れに任せて過ごし、一番頭に入ってきやすかったインフラエンジニアのレールに乗ったんだな、自分に楽な道を選んだんだなと実感しました。

本題(忙しい人はここから!)

そんなわけで、『なんで会社員であることに納得したか』というと、私は流れに身を任せて会社員になるための勉強や資格取得、就職活動をしてきたわけです。

そらもうそうなるために活動してきたのだから会社員にしかならないよねと。

そして、なぜ転機である転職のときに会社員以外の選択肢を選ばなかったのかというと、他のことをやるための情熱もスキルも無く、ただ会社員をやるスキルしかなかったから努力を諦めたんですね。
ここでもまた自分に楽な道を選ぶわけです。

正直、私のような人は世の中にたくさんいて、それぞれで似たような悩みを抱えてると思います。

なんか楽しくないなーという漠然とした思い。
自分をだまして、生きているというストレス。
そしてもういい歳だから…と考えて踏みとどまる。

それが、最近は顕著に見える世の中になっているわけです。
さらにその思いが強まります。

正直、YoutubeやTwitchなど自分が好きだった領域で収益を上げていて、会社員では享受できないライフスタイルや好きなものを好きと配信している人たちを見ると羨ましいという思いが強く芽生えて、自己嫌悪に陥るんですね。

「なぜ、自分はあきらめてしまったのか…」

納得して自己嫌悪に陥ったけど会社員にも誇れるものがある

そこで改めてものすごいネガティブな感情に気づいて、思考修正しないと幸せじゃなくなると思って視点を変えて今の状況を見てみると自分の中で面白い気づきがありました。

長々と書いたけどここだけ伝えたかったのかもしれない。

伝えたいことが何かというと

淡々と会社員になるための活動をしてきたというけれど、それってそうなるための努力をちゃんとしてきたということ。
そうして、20代前半からまともに仕事とお金をもらって、間接的に社会に貢献してるわけよ。
その仕事は、自分には見えてない・当たり前になっているだけで誰かが幸せになっている。
そう考えると自分の努力って会社員になった時点で報われてるよね。
そして安定収入があって、会社員以外のことも今なら見えてるんだから他のこともできるじゃん。

ということ。

このように考えると会社員の自分を誇ってもいいんじゃないかと

そしてこう考えるようになると、羨ましいと感じていた人たちに対する考え方も変わってくると思う。

その人たちは、同じように○○になるために努力してきてる
しかも、その人たちは、”学生の頃から会社員以外の働き方は知っている” に書いた情勢で夢を諦めなかった人たちかつ自分以上に努力した結果、今の地位を築いているということ。

当たり前のことだけど、忘れがち。
そんな人たちをすぐに真似て、すぐに結果を出せるなんて甘い考えを持ってはいけないなと改めて実感した。

だから、そんな自分の好きを生み出してくれる人たちをとても尊敬するよね。
そして、そこに少しでも関わって見たいなと思って、ぼちぼち何かやりたくなる。

最後に『だからこそCREPIYO活動を始めよう』

今は、昔に比べてツールもノウハウも揃っているし、会社員であればお金も持ってますよね。
だからこそ、過去に諦めたやりたいことを今からやって見ても良いよなと思ってます。

そういうことで自分はCREPIYO活動を自分の性格に合わせて活動してみよう、と思い立ったわけです。

是非、一緒に活動してみませんか?

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