定番のバズりネタとされている公園の迷惑行為の正当化

 以前に同じような記事を書いたかも知れません。しかし、同じようなことが繰り返されているので触れざるをえないのです。

 私は普段X(旧ツイッター)であらゆる種類の騒音被害者の方たちと交流しております。今日また公園の注意書きに対するとある投稿が話題になっていると知りました。

 公園内で「迷惑なボール遊びをしないで」という注意書きの看板に「迷惑な行為はしてない」と平仮名で反論が書き込まれているという写真でした。子どもが理不尽に抗っているという称賛の声が多いようです。本当にそれが大多数の意見で良いのでしょうか?私は眼の前の公園で色んな問題を目の当たりにしているので疑問に感じます。

 その写真は低いフェンスに括りつけられたものでした。私の家の前の公園もほぼ同じ状態です。小学生でもまたいで通れます。ボールも簡単に飛び越えてしまうのです。そういう場所でボール遊びすると頻繁にボールが道路に転がっていきます。おそらく現実を観たことのない人では想像できないぐらいの頻度で転がってきます。

 自動車学校で道路に飛び出してくる子どものシミュレーションを必ずやると思いますが、実際にかなりの頻度で飛び出してくる子どもがいるのです。しっかりとフェンスで囲われている公園であったとしても子どもはボール遊びしながら移動することも多いので場所によっては危険です。そのような事情を考えたうえで禁止されているのです。

 子どもたち自身も危険ですし転がったボールが付近に停められている車に当たることもあります。実際に私の家の車にもあてられています。道路の反対側まで転がってくるのです。家の窓を何度も割られているという人も実際にいます。

 子どものやることに何も制限をかけるな、どこで遊んでいても文句を言うなという考え方、本当にそれで良いのでしょうか?子どもを全肯定することで称賛を得ることが快感になってしまい思考停止している人たちが増えていないでしょうか?

 写真には「ほうりつてきにここにはってわいけません しらべたらわかります(原文ママ)」と書き込まれていました。貼ってはいけないというのは注意書きのことだと思います。この文章にも違和感を感じました。今どきの小学生はそんな言葉を使うのかな?法律のことを触れるわりには「わ」と間違えるアンバランスさ。本当に子どもたちだけでわざわざ書くものをもってきて落書きしたのでしょうか。

「ゴミすてないで」という注意書きもありました。これも頻繁に講演の様子を見ていない人は分からないかもしれません。今の子供は平気でゴミを捨てます。しっかり持って帰る子どもの方が少ないのでは?と思わされるほど公園はゴミだらけです。親子が去ったあとのベンチにペットボトルが2本飲みかけで放置されている、なんてことも日常茶飯事です。特殊な例を目の当たりにしただけ!ではないです。本当によく放置されているのです。

 最後にいちばん大きな誤解に触れて締めたいと思います。それは「公園で遊んでいる子どもは小学生である」という誤った認識です。実際は小学生は遊んでいる時間は夕方から夜中までで利用者の中では利用時間が短いです。今の公園は暇な大学生や大人が日中支配しており昼以降は中学生がとても多いです。何が迷惑か理解していてもおかしくない年齢の彼らもゴミを捨てたりルールを無視したり迷惑行為が多いです。「ゴルフ禁止」という看板が建てられているのを観たことがある人もいるのではないでしょうか。大半の小学生はゴルフはやりませんよね。

 突発的な記事となってしまい勢いで書いた読みづらい文章になってしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?