雑記

 今回は雑記です。

 公園の木が物凄い勢いで切り倒されています。数年前のリニューアル工事のときにバスケットコートを設置するスペースを確保するために大量に切り落とされたのですがまだ切り倒すようです。トータルで半分近くの木がなくなりそうです。

 緑化運動というのが昔に話題となり国が力を入れていたはずなのですが街路樹や公園の木がどんどん伐られていきます。私の地域だけではなく全国各地で行われているようです。

 緑化運動のときに無計画に木を植えたのが原因かと思われます。影響を全く考えずに当時の為政者がイメージなど適当な理由でやってしまったのです。電線にひっかったり根が歩道の舗装を破壊してしまったり台風で倒木の危険があったりなど数々の問題を引き起こしました。

 その次にやっているのがとにかく伐り倒すという極端な方法です。これは昨今の異常な暑さに間違いなく影響を与えていると思います。歩道を歩いていても日陰がありません。

 先日、台風に備えて庭の木の枝打ちをしていたのですが通行人たちが真下を通っていくので苦労しました。枝が落ちてきてる真っ最中に下にくるの何考えてるの?って思いますが、こっちが作業を止めるのを前提にして木陰に次々と人が入ってきていました。利己的な人間が増えているのを再確認して嫌な気持ちになりました。

 私は普段公園騒音について語っているので今日も少し触れておきます。樹木は公園と住宅街の緩衝地帯として機能しています。それが次々と取り払われてそこに遊具等を設置しているのですから当然騒音が発生します。

 近年になって公園の騒音に苦情が出てくるのはこういった事情が大きいです。実際に被害を受けてみないと樹木の緩衝地帯がどれほどの効果をあげていたのかは理解できないでしょうね。

 近隣に夏休みの間校庭を解放している小学校があります。Googleマップでその周辺を精査してみると見事に騒音対策がされていました。住宅地との間に立体駐車場が挟んであったり校庭の樹木の緩衝地帯が少し広めに取られていたりetc.

 計測してみると一番近い住宅でも20メートル近くの距離がとられていました。その間に樹木も植えられているわけですからさらに防音効果が期待できるでしょう。私の家の前の公園のようにこういった先人の知恵が破壊されないように祈っています。


いいなと思ったら応援しよう!