見出し画像

『聞くと力とは?』東畑開人先生×(朝日新聞)高久潤記者メモ

朝日新聞の無料配信でしたが内容がとても良かったのでメモ書きを書かせて頂きます。

①話を聞いて貰うには、先に聞かなくてはならぬ。
聞かずに語った言葉は(他人)に聞かれない。
これはテクニックとして「自分が黙り、相手に話す時間を多く与えること」
そして聞くと言う作業は相手がワカラナイから相手に聞くと言う相手がワカラナイが前提なので、「聞くは孤独な作業」だと言う事。

私もそうですが、人の話を聞けないという事に悩んでおる方は沢山いて、東畑先生がまず「聞けてない」を自覚する事から始めるとの事

②今度は逆説的に
「聞いて貰わないと聞けない」
例えば「自分は人の話を聞けない」と言う事を他の人に聞いて貰う。
人は体調の悪いときに人の話を聞けない。
「聞く力」が無い時は体調が悪いときが多い。

③聞くには時間が必要なので、また、会話して貰うように礼儀正しくする。
何回もあっている内にその人の言葉が聞こえてくるので
次、会って(会話)して貰えるよう相手を尊重し、言葉を選んで礼儀正しく話す。
次も会って(会話)して貰えるように応対する。

④相手に変わって欲しい時
東畑さんの卒業生が東畑さんに「友達がネットワークビジネスを始めて止めて欲しいんです」を例に
(説得しようとしてもしょうが無い)
・相手の行為を否定しないで、普通に何度も会話をして相手の話を聞く。
・否定されると寂しくなって、より(社会的にダメな)行為や信念が強化される。
・他者が味方だと思わせること。
・人を変えるためには、正論を言ったり否定するよりは誕生日プレゼントでも贈って上げた方が良い。
・正しい事を言われれば言われるほど、相手はミジメになる。
・正しい事を受け入れて貰うまで、一緒に居る。

ボーダーラインパーソナリティ障がいへの支援みたい(永沼感想)

⑤SNSで話すより実際会って話す。
【SNSのメリット】
ネット上には同じ言葉を持つ人がいると安心感はある
BUT
SNSは喧嘩に向かない。
文字だけになると強い言葉になってしまう。
喧嘩(意見交換するなら)
実際に会う
そうすると、相手体調、悪いな・相手が泣きそうになって傷付いてるなどお互いの身体のある所で、喧嘩や言い合いはした方が良い。
テキストだけで無く、相手の調子を見て話しましょう。

(まとめ)
良い言葉を発したからと言って相手に届くのでは無く、関係性の中から言葉は届く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?