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入院までの道のり

前回の続きから入院までをだだーっと。

初めての大きい病院での診察。担当医は男性の医師でした。
私は手術を希望している事を伝えました。

手術は筋腫だけを切り取るものと、子宮をすべて取ってしまうものと二通りあると説明を受けました。
手術方法も二通りあり、開腹手術と、内視鏡手術。
内視鏡手術の場合は薬物療法で筋腫を小さくし、腹部に小さな穴を開けてカメラを通して手術をする方法。
こちらのほうが回復が早くて癒着などの心配も少ないとのことですが、薬物療法で小さくならなかった場合は開腹手術をするしかない。
また薬物療法の場合、閉経状態に持っていくため副作用で更年期障害が起こる可能性がある。
そして月に1回の注射か毎日薬を飲んで2ヶ月に1回来院かの2パターンあるが、最低でも2ヶ月は投薬しないと効果は現れず、最高6ヶ月まで投薬する可能性もある。
内視鏡手術だとさっさと筋腫を取れないし更年期障害が最大でも6ヶ月間も続く可能性があるのか…と悩みに悩んだのですが、先生にどちらがおすすめか聞いた所「大きく開腹してしまうよりは最先端の技術で小さく空ける方をおすすめ」されました。
たしかに開腹の場合、傷の治りが遅いので仕事復帰に支障が出そうだしなぁと、色々リスクのほうが高そうなので内視鏡手術を選びました。

とりあえずMRIを受けることが決まりましたが予約が1ヶ月後でした。
1ヶ月も先になるとは予想もしておらず、もっと早く手術の決断をしていればよかったなと思いました。



5/27

初めてのMRIはなかなか緊張しました。
前回のCT検査のときにも体験しましたが、造影剤の副作用で稀に亡くなる事や、アナフィラキシーショックが起こる可能性がある説明を受け、同意書にサインをします。
滅多なことは無いにしても造影剤で亡くなる稀な人間が自分かもしれないと思うと恐ろしいですね。

MRIはCTよりもかなり長い時間かかりました。(30分くらいかな?)
お腹に重りのようなものを載せられトンネルみたいなところに入り工事現場のような大きな音がずっと鳴り響く…。
パニックを起こす人の気持ちが少しわかる。
必死に心を落ち着かせると同時に、最初にMRI作った人天才だなと感心。

MRIの結果はまた数日後ということでその日は精算だけして帰りました。



6/3

MRIの結果を聞きに来院。最初は毎日薬を飲んで2ヶ月毎の来院を選んでいたのですが、月1の注射に変更。
さっそくリュープリンという偽閉経療法の注射を受けて帰りました。




6/15

腹痛と冷や汗で倒れました。後で調べたところ迷走神経反射ではないかとのことでした。注射の影響がでているのでしょうか…。



7/8

リュープリン2回目
特に目立った副作用はないものの突然カッと熱くなって体がだるくなる現象が頻発しはじめました。顔面が汗でびちゃびちゃになります。
ホットフラッシュというものらしい。これが更年期というものか…。



8/5

リュープリン3回目
自宅での仕事が手に付かない程度にだるい。過去に更年期のおばさんが人が変わったみたいにキレるのを何度か見ていたので、自分もそうなったら嫌だなと思ってたけど、私にはそれはないようで安心。ただ非常に体がだるく寝ても寝ても眠い。
10月に手術を希望している旨を伝えるが、9月に入らないと予約が取れないとのことなので次回に持越しに。


9/2

副作用がしんどいのでリュープリン停止することに(3回打ってるので止めても大丈夫ではないかとのこと)
手術の希望を伝えると10月はいっぱいだから11月はどうかと言われる。11月は仕事の都合で開けられないので再度10月希望というと10月19日をおさえてもらえることに。

9/14
15:40 
手術に向け筋腫が小さくないっているか確認のためMRI。2回目だけどまだ慣れない。

9/16 10:00
MRIの結果を聞きに。筋腫が思ったより小さくなっておらず、希望していた10/19の手術は断念。
悩み抜いた末12/7に変更。
ただし内視鏡で手術開始するが筋腫が小さくなっていない場合は開腹に切り替える可能性あり(なんじゃそりゃ〜)
少しでも小さくしてある分開腹の大きさも小さくなるので無駄ではないとは言われるけど、薬物療法を選んだ意味はあったのかと不安が募る。
更には9/2の時点でやけに手術を11月以降にしたがっていたので若干不信感も…。
結局手術までの間リュープリンを再開することに。4回目の注射。副作用が辛いので更年期用の漢方薬、桂枝茯苓丸を出してもらう。
漢方薬は効いてるのか効いてないのか微妙だけど体の怠さは少し楽になったような気はする。



10/15

リュープリン5回目。この日の数日前から手のひらに無数のブツブツが出る。皮膚科を紹介しようか?と言われるがとりあえずステロイド剤を出してもらって様子を見ることに。ブツブツも更年期の症状なのだろうか?


11/12
リュープリン6回目。
尿・血液・心電図・レントゲン。
入院説明を受ける。


11/25

麻酔科で全身麻酔の説明を受ける。
産婦人科にて手術の説明を受ける。
先日の検査結果は良好との事。
入退院センターで再び入院について説明を受ける。

11/29
突然電話がかかってくる。何事かと思ったらCT検査をしたいとのことで12/2に受けることに。12/3にPCR検査があるのでその日と一緒に出来ないか聞いてみたけどCTの機械が空いてないとの事で…今週やたら忙しいな…

11/30
歯医者へ。
全身麻酔の時に歯に異常かあると危険らしいので丁度歯科検診の頃合で良かった。

12/2
CT検査
水?のような透明の液体を大量に飲まされる。多分500ml。何のためかは不明(笑)
MRIの造影剤は腕に冷たい感触くらいしか感じなかったけどCTの造影剤は上半身がじわ〜っと暖かくなる。特に股間に集中する(笑)



12/3
人生初のPCR検査を受ける。
鼻の奥に綿棒突っ込まれる。結構痛くて涙が出た。
その後産婦人科で診察。カーテンで見えなかったけど女性の医師も一緒に診察したらしい。手術をしてくれる医師だろうか…?
CTも異常ナシなので予定通り入院することに。



12/6 

いよいよ入院。
ここまで長かった_(:D」L)_


トレンドになる程だったのでご存知の方も多いだろうけど、FF14暁月のフィナーレの発売が延期になった事で私の入院と丸かぶりしてしまい暁月スタートダッシュは潰えたのである。
落ち着いた頃になるよう調節してたのになw

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