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NHKニュースクリップ(2023年10/8号)

今週の不祥事速報と化したこのコーナー、またもネタが盛りだくさんです。まずは、不祥事のデパートとも言えるネットワーク報道部関連から一発どうぞ。

NHK報道局幹部 ジャニーズ「NGリスト」独自を放送前に仄めかす

先日、足立義則という人物が次のようなPostをX(旧Twitter)に投稿しました。公共放送の職員が、その身分を明かした上で行ったPostということで、公益のためスクショを掲載致します。

NHK幹部職員・足立のPost

これは、ジャニーズの記者会見を巡って、NG記者リストのニュースが「ニュース7」で報じられた日のものです。

実は、私のメインアカウントはこの足立にブロックされているのでリアルタイムでは気付けなかったんですよね。日本国民であり、受信契約者を締結している一般人を公共放送の職員がブロックするなど呆れた話ですが…

職員から「足立のPostが問題になっている」とDMで情報をもらって私は気付いた次第です。

職員就業規則に規定されている機密情報の漏洩にもあたる可能性があります。また、そもそも業務中のPostだとしたら専念違反ですし、業務時間外だとしたら職務を通じて得た情報をプライベートで悪用したとなります。これもまた内規に反する不正行為です。

私の見立てでは、このPostは放送前に、職務を通じて知り得た情報を使って、自らのインプレッション稼ぎを狙ったものですね。ネットワーク報道部の職員は目立つことばかり企図していますから。

ネットワーク報道部の暴走

足立といえば、ネットワーク報道部の幹部としても知られた人物です。まずは、その人物像を探ってみましょう。

noteに幾ら払ったのか分かりませんが、上記の記事には次のように気がかりな記述がありました。

今回は「NHK取材ノート」編集部のメンバーであるデスクの熊田安伸さん、足立義則さん、松枝一靖さん、そして記者として加わっている成田大輔さん、杉本宙矢さん、小倉真依さんの計6名に、「NHK取材ノート」制作の裏側を伺いました。

note pro公式より引用

当の足立の他に並んでいる人物が味わい深くあります。

熊田氏は退職済みですが、在職中から何かと物議を醸してきたのは職員ならよく知っているでしょう。松枝氏は今はメディア戦略本部(旧計画管理部)かな?工作活動を得意としているようです。そして、杉本は「〜服役」での人権侵害の当事者ときています。

まぁ色々書いてありますが、NHKのnote発信は受信料の裏付けが無いものなんですよね。理解増進でも何でもない。個人ブログ未満のものであって、業務時間に行うべきものではないんです。

にも関わらず、一定の勢力となるに至ったのは、単なる自己顕示欲以外の何物でも無いと私は見ています。大体、NHKは放送局なんだから、何をおいても「放送」で表現すべきと考えるのが我々PDですからね。自らのお気持ちを発信しようと、受信契約の1件も取れません。

これからNHKのネット業務は、基本的には放送内容の配信のみに限られる方向です。なぜ、そのような抑制が必要になったのかといえば、足立やネットワーク報道部が、野放図にnoteやX(旧Twitter)を業務として拡大し、受信料の裏付けが無いことを業務時間中に行なってきたからでもあります。

語るべきことは、放送で全て語る。この原則を守れないものは、公共放送の職員たる資格は無いと私は思いますね。公共メディア、なんて概念はNHKが勝手にほざいているだけです。

ニュースで誤報が相次ぐ

このところ、NHKのニュースの信頼性が大きく揺らいでいます。いや、もう信頼は地に落ちているか?

世間を騒然とさせている四谷大塚の事件に関連して、次のような情報がDMで寄せられました。

四谷大塚事件の誤報は、5時6時で元講師をデータベースのアクセス権限を悪用して児童などの個人情報をSNSに投稿したとして逮捕したと伝えたが、書類送検の方針だったとして7時台に「おことわり」。社会部が朝の会議で謝罪したそうです。

職員から寄せられたDM

NHKのWebなどでは誤報の形跡が伺えないのですが、この記事ですかね。

平たく言えば、逮捕は身柄が拘束されること、書類送検の場合は身柄が拘束されていない場合の手続きですかね。両者の違いは、私のようなPDでも把握しているものであり、事件報道において抑えるべき基本中の基本です。担当者は全員、降格の上、初任地でゼロからやり直すべきです。

こんなことを間違えて、訂正放送ではなくて「おことわり」で済まそうなど品性下劣ですよ。謝罪すべきは社会に対してであって、間違っても部内の関係者に対してではありません

地方局を中心にモラル崩壊 横行する偽独自

誤報はもちろんなのですが、偽独自という、ある意味、ミスである誤報よりも悪質な行為がローカル局を中心に相次いでいるという情報が寄せられました。

まず、一般の方向けに説明しますと、独自=スクープです。といっても、あくまでも記者同士の内輪の世界の話なんで、世間を揺るがせるものとかじゃなくて、他社に少しでも先んじているか、報じていない情報がちょびっとでも入っていれば【独自】と言って許される程度のものですけどね。

この【独自】は記者の査定や異動(特に東京への異動)に響くものです。いくつ出したかが重要なので、ボーナス査定が近づくと、嘘でも【独自】を出したいという欲が働く傾向があります。

この【独自】には実は大きな課題があります。他社がどの程度掴んでいるかなんて究極わからないので、自己申告ベースなんですよね。太平洋戦争中の日本の撃墜判定みたいなもんですね。

私の元に寄せられた情報によると、例えばNHKが正午ニュースで【独自】と報じたものが、実はそれより30分前に民放で報じられていたり、NHKには無い関係者のインタビュー付きで報じられているケースがあるとのことです。

なぜ、こんな偽独自が横行するのか?最大の問題は、ニュースデスクに情報を見抜く力が無いことです。記者が【独自】だと主張しようと、それを疑ってかかることが大事なのですが、その確認を怠るばかりか、所詮は協会内部の話だから、【独自】にしてやることで部下も自分も評価が上がるというロジックです。

こんなことを許していたら、取材力はみるみる低下し、また新たな捏造報道を生み出すことに繋がります。絶対に許してはいけません。

海外支局の記者がパワハラ&経費の不正支出疑惑

国内がこの有様で、海外はどうかと目を向けてみると、アメリカのとある支局でのトラブル情報が入ってきました。ある支局で記者のパワハラにより訴訟沙汰になっているというのです。

さらに驚くのは、その疑いのある記者の出した原稿。「コーヒー屋さんでコーヒー飲みました」みたいな全く情報性の無い食い物関係のものが多数見つかりました。一応、発信されていたら経費扱いでも許されるのかもしれませんが、どこにも需要が無い情報を出す名目で、経費による飲食を繰り返しているのではないか?と私の目には映りました。

NHKからの処分の発表が待たれます。

NHK職員の相次ぐ不審死 なぜ訃報が隠蔽?

と、不穏な動きが多いNHK報道局ですが、最近は職員の不審死の報告が相次いで寄せられています。

しかし、奇妙なことに訃報が隠蔽されているというのです。直近では、ネットワーク報道部のDという管理職が自死したという情報が流れましたが、訃報が公式には流れていません。協会幹部は葬儀に参列したものの、一般職は参列できなかったという話もあります。

また、通常、自死とはいえ遺体が不審な場所で発見されれば、ニュースとして一般に報じられるものです。にも関わらず、本件は他社が報じた形跡も見られません。警察に対して何らかの働きかけをしたものと見られます。

D氏の評判は、私が調べる限りは非常に良いものでした。一説によれば、社会部発の報道局不正経理(162)関連とも言われますが、そんな汚いことをする人物ではないという評価が支配的でした。

第三者委員会の調査でいずれ解明されるのかもしれませんが、職場の仲間の死さえも隠蔽されている状況が、私には単純に恐ろしいです。

ちなみに、直近報告があったもののなかで3件の職員の不審死が自死だと言われています。退職したOBの自死の報告もあります。外部発表はしないにせよ、せめて部内と業界向けには発表して、仲間たちに死を悼む機会を設けるのが人の道でしょう。

「ザ少年倶楽部」の奇妙な紹介文変更

ショークラの相性で、一部で親しまれてきた「ザ少年倶楽部」の番組解説の文章がいつの間にか変更されていました。

「ジャニーズ」の文字をNHKからも秘密裏に排除しようということでしょうか?

最近、エレベーターの中で幹部たちが「ジャニーズも不正経理(162)も全部明らかになったらNHKが潰れる」という趣旨の密談をしていたという情報が寄せられました。だから、秘密裏に隠滅しているのでしょうかね。

職員の中には、ジャニーズの問題も第三者委員会の調査が必要だと訴える人たちがいます。NHKが組織として十分な調査ができるとは私には思えません。クロ現やその他の報道ばかりか、記者会見で疑惑を追及されてもまともに応えようとしていませんしね。

他にもまだまだNHKの不祥事ネタはあります。伝える方も億劫ですが、今後も伝え続けて参ります。

もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。