偽物戦隊今昔物語

画像1 ジュウレンジャーが一般人を襲うニュースが流れるジュウレンジャー46話「参上!凶悪戦隊」
画像2 ジュウレンジャーが突然、街を襲い出す。そこへ本人達が現れると…
画像3 偽物達はクルッと一回転して一般人※あえて女性変身のみ取り上げる。赤(ドーラミラージュ)はおばさん(後にダイレンジャーの三人官女になる渡辺るみ)、ゴーレム兵がドーラミラージュの力で変身能力を与えられた黄色が20代前後の女性、桃色が医療事務の女性に変身。
画像4 おばさん(ドーラミラージュ)の掛け声で襲いかかる。
画像5 ジュウレンジャー対一般人(に扮したドーラミラージュ一味)のバトルが始まる。
画像6 ぎいゃああ〜!!助けてぇ〜!!殺されるぅ~!!!人間に変身した悪人はわざとやられるフリもしなければなりません。恐らく渡辺さん以外はスーツアクターの方(若しくはSETみたくアクション経験者の舞台俳優)が顔出しで演られてると思われます。ちなみにこの後、正体を表してからは一切喋りません。
画像7 やがてニュース速報に。
画像8 おいおい正体を表すのだが…このニュース伝えてるキャスター達もゴーレム兵が化けてたのか?(今だとテレ朝の女子アナかゼンカイジャーに出たニッポン放送新行市佳アナ辺りが担当か?)
画像9 現場から中継するリポーター(ラミィ。番組スタッフもゴーレム兵)ちなみに河合亜美さんも後にTBSの昼ワイド(ジャストか?)で実際にリポーターしてました。
画像10 メイ(千葉麗子)にふっ飛ばされる医療事務の女(に化けたゴーレム兵)
画像11 ボーイ(橋本巧)にふっ飛ばされる若い女性(に化けたゴーレム兵)バク転とかしてたりする。ただ、このお姉さん派手にブッコケると正体バレないか心配(この時代の雑魚キャラって衝撃が激しいと正体バレがち)コレが約30年前の作品。しかし、それよりも前に同じような企みを考えてた悪の組織があった。
画像12 それが1981年放送太陽戦隊サンバルカン第16話「悪魔が校庭を走る」
画像13 やり方としては…サンバルカンが敵と戦っているシーンに…
画像14 この番組の前半の目玉だった、スパイ用(厳正なるテストにより合格した)アンドロイドダークQを人間に仕立て上げて…
画像15 合成画像を作り、それをビデオにまとめる。それを使って「視聴覚教育作戦」として学校に流す事に。
画像16 かくして“トビバコモンガー”なる怪人を送り込むのだが…ここからがまどろっこしくなる。跳び箱になりすました怪人を戻した先生(鹿沼絵里)を体育館の中に入れた所で襲い、縛り上げて監禁させる。その間に先生と同じ衣装に身を纏ったダークQがノコノコ現れる。怪人「視聴覚教育作戦開始だ!」
画像17 (ここからは妄想です。)命令を受け頷くダークQ。先生の顔カタチを記憶しながら…「そうだわ。似てる…鹿沼絵里に!真似しよう。」ダークQは与えられたマスクを掌を使って温める事で紙状のマスクから液状化して、まるでリキッドファンデを塗るように変化するのだ。
画像18 やがて先生となったダークQは腕に包帯を巻いて「私、サンバルカンにやられたの」と言って例のビデオを見せて生徒達を洗脳させる。
画像19 視聴覚教育作戦は上手く行った事により、ヘドリアン女王は魔力で校長はじめ教師を次々と病院送りにした。そして、最初のビデオに出演してた女性ダークQ3人を再び招聘させて…
画像20 ヘルサターン総統によってメークアップされた女性ダークQ達は代理教員として派遣され、最初に派遣されていた先生と合流するも、教育実習生に化けた嵐山美佐(長官の娘)に見られてしまう。
画像21 最終決戦で先ず代理教員(ダークQ)の皆さんが戦い、子供達が応援する中で教育実習生こと美佐が「ほら、見てごらんなさい!」と子供達の前で総統仕込の自慢の先生メークを剥がし落とし、潔白を晴らす!
画像22 やがて本物の先生は助け出されて偽物と並ばせると…敵側から攻撃を始め、後に偽物が自らメークを剥がし落としサンバルカンに対戦するもアッサリ吹っ飛ばざれ爆散し、怪人も倒され最期は現在のスーパー戦隊シリーズのダンスの原点?と言われる「サンバルカン体操」をしてめでたしめでたし。この反省点を踏まえて実行したのがバンドーラ一味の戦略なのだろう。何せ同じ曽我町子さんが演じたのだから。