【読書覚書】働き方完全無双@ひろゆき
タイトル:働き方完全無双
発売日:2018年04月
著書:ひろゆき
出版社:大和書房
ページ数:239 P
【本の目次】
以下にこの本の目次を記載する。
目次を見ることでどんな内容かが入りやすくなるだろう。
はじめに
どうして日本は「ヤバい」のか?
人生の「抜け道」を教えよう
それって「たまたま」じゃね?
「無双状態で働く」とは
「スキル × 理論 × 経営者視点 × 環境」が”無双”だ
序章 まずは「個人」と「社会」を分けるとこから
「人類は進歩しないほうがよかった」説
すべてを決めていたもの、「神」
神に逆らいはじめた「天才たち」
個人で核が作れちゃう現代
相対的に有利になれ
「権利」は徹底的に追及すべき
「守り方」を無双せよ
「これから停滞します」宣言
「頑張っている人」の足を引っ張るな
第1章 能力なんてものは存在しない ----個人の「攻め方」無双
1 「新しいこと」にはとにかく首を突っ込んどけ
ある日、「ゲタを履く」瞬間
「無料ツール」はやらなきゃ損
「結果」はすぐに求めるな
「参入障壁」を下げておく
「一部の熱狂的な支持」と「敵」
「著述家が最強」説
2 「イヤなこと」をやるためのスキルが人生をラクにする
3 てっとり早く能力以外の部分で「レア」になれ
4 「人に好かれるか、嫌われるか」問題に最終結論を
第2章 あなたが社会に殺されないために ----個人の「守り方」無双
1 「ブラック企業」から身を守る方法、まとめといた
2 若者よ、「ベーシックインカム」を前提に生きよ
3 ひろゆき流「さっさと寝る」技術
4 パフォーマンスを保つロジカル「健康」ルール
第3章 会社がずっと残るわけないじゃん ----経営者視点の「企業の論理」無双
1 結局、「仲いい会社」が生き残る件
2 そもそも事業は「なくなるもの」である
3「優秀なやつ」と「新しい産業」の足を引っ張るな
4 イス取りゲームではなく「イスを増やす人」を応援すればいい
5 上に立ちたいなら「何もしない雄ライオン」になれ
6 死んでも「オワコン産業」は選ぶな
終章 日本はこうやって生き延びろ
付録
・おすすめ観光リスト
・おすすめ映画リスト
・ベーシックインカム案
おわりに
【前書き】
最近は本を読むことが多くなってきたので、ただ読むだけじゃ内容を忘れてしまうので、読んだ本のメモや感想を残していこうと思う。
あくまで一個人の感想やメモなので、間違っている部分も多々あるかもしれないので、その場合はご容赦いただきたいです。
さて、この本は増税前にとりあえず色々本を買ってみようと思って、買った本の一つだ。
ホリエモン氏の本ばかり買っていたのだが、ネットでひろゆき氏が話題になることも多く、岡田斗司夫氏の動画で「ホリエモンとひろゆきの対談がおもしろい」というようなことを言っていたので、試しに読んでみようかなと思ったのが始まりである。
【本の内容メモ】
この本は先進国の日本はこれから苦しくなっていくのが明らかであり、その中でどのようにして自分は上手く働いていくかを述べたもののようだ。
まず、日本の人々は安いものを求めるようになっており、人件費が高い日本ではまず他の国に勝つことができないという。
完全無双とは何かというと、先進国では稼げる人と稼げない人の二極化が起きるため、ワンチャンを狙って行けということのようだ。
世の中何がヒットにつながるか分からないので、ワンチャンを狙える業界で常に何かをやっておくことが良いようだ。
決して、オワコン業界では働くなと。
ひろゆき氏は他の本でもベーシックインカムを得るのが良いと述べている。
このベーシックインカムというのは月7万円を全国民に支給するということなのだが、現時点での実現は厳しそうだ。
今の世の中にあるもので、似たものとして生活保護を挙げている。
ひろゆき氏の考え方は最悪の事態を想定しておくことが前提となっているようだ。
ベーシックインカムがあれば、仕事を辞めたとしても、最低限の収入はあるので、辞めやすくなる。
辞めやすくなるということは、ブラック企業で働く人も減るだろうと。
日本人は働きすぎということをよく言われているが、しなくてもよい努力をしている感がある。
例えば、フランスでは日曜日は基本的にお店は閉まっているという。
お店が閉まっていても、それで困ることはない。
日本も同じようにすればよいのに。
日曜にお店が閉まるのであれば、土曜日の内に買っておくか、月曜に買うかというだけだろう。
氏は本の中で「椅子を取り合うのではなく、椅子を作る人を応援しろ」と述べている。
金持ち喧嘩せずという言葉があるが、日本人はとにかく人の足を引っ張るのが好きな人が多いようだ。
日本という国は何でも規制したがる国なので、良い技術が出てきにくいとも述べている。
アメリカと日本では物事に対する反応が違っており、日本は悪いことが起きると何でも規制しようとして、いい部分を殺してしまう。
日本ではアダルト業界が優れているが、これも今後規制が入ってしまうかもしれない。
日本はいいものを規制する流れが多い国である。
本の最後に、「では、日本はこの先どのようにすればよいか」が語られている。
結論としてはエジプトやギリシャのように観光大国を目指すのが早いとのことでした。
日本全体を日光江戸村のようにするか、もしくは秋葉原のようにアニメやゲームに特化させるのが正攻法であると。
日本はアニメやゲームが強いと言われてきたが、昔はオタク文化への風当たりが強かったこともあって、その部分を国をあげて積極的に伸ばそうとしているようには見えない。
私が普段あまりニュースを見ないから知らないだけかもしれないが。
例えば、熊本のワンピースの銅像の経済効果は年間約26億円なのだそうだ。
こういった物をもっと積極的に増やすとよい気がする。
お台場ガンダムとか。
本の最後に付録として、ひろゆき氏のおすすめの観光場所や映画が紹介されている。
興味がある方はそちらもチェックしてみるとよいだろう。
【本の感想】
さて、本の内容について長々と書いてしまったが、本当はもっと色々書こうと思っていたが、長すぎるかなと思って、このくらいにしてみた。
色々、やってみて今後はどうするか等を検討していきたいと思う。
本の感想についてだが、本の中で述べられてる考え方は分かるのだが、だから、どうしようというのがよくわからないのではないかと思う。
じゃあ実際明日から何をしようとか。
今の現状を全て捨ててこの生き方をするかと言えば、Noとなるだろう。
今の自分が何をすべきかというよりは、長期的に日本という社会はこのように進むべきだと述べている感が強い。
ベーシックインカムについても自分一人で国の制度を変えれるわけではないので、一個人としてどのように動くかとなると話が大きくなりすぎる気がする。
ベーシックインカムに興味がある方はひろゆき氏の活動に乗っかるというのが良い気がする。
今の時点では実現できるかどうかはわからないが。
また、本の中ですぐ眠れる方法として、「連想睡眠法」が紹介されていた。
ひろゆき氏はこれをすれば、すぐ眠れるんだそうな。
私は寝つきが悪いので、試してみたいと思っている。
親や姉はすぐ眠っているのだが、私は昔から寝つきが悪い。
保育園でも、お昼寝の時間がイヤだったものだ。
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