ESがだいぶ楽になる方法

まず面接練習せよ

選考はES→面接の順が普通だが、就活対策をその順でする必要はない。
結局私が就活対策をする上で一番頭が整理されたのは、面接練習だ。
まず自分を知る友達、家族に始まり、次は大学の就職指導課、教授と行い固めていく。
「ESを完成させた状態でないと面接練習をしてもらう側に失礼だ。」と思うかもしれない。がそもそも何時間も考えたESが完成度が高いとは限らない。いくら一人で考えても思いつかない。
では、ESをある程度箇条書きのように書いて持ち込み。「ESで書く内容がまとまらないので、私のどのような要素がPRとなるのかを知りたいからまず面接練習をしたい」と伝え、できるだけ早く面接練習をしてもらおう。

相手にハマる話題と思っていたことこそ

ある程度適当に書いたESで面接練習をする。適当に書くものの自分がPRできるものとこれまでの経験も合わせて箇条書きにして持ち込むことをお勧めする。
ESに書いた一番ハマると思っていた話題が意外に伝わらないことがあるからだ。特別な経験を持つ人はESでその特別な経験を書こうとする(例えばミスコンやボランティアなど)。しかし、意外にも自分は平凡だと思っていた別の経験の方が人事の人からの共感が得られ、また自分の人柄が伝わりやすいこともあるからだ。
面接練習後のフィードバックを受けて、もう一度ESを再興してみる。何がハマったか、人柄はどのように伝わったか、面白い、意外だなと思った点はどこかを聞いてネタを絞っていこう。
そうするとかなりスッキリとしたESが書けるようになるだろう。
この対策ステップは本当におすすめだ。

ES書く前の面接練習で持ち込むものまとめ

・適当に書いた企業ES
・自分がやってきたことのメモ
・面接練習をしてもらう人への敬意と熱意

人事のおじんに伝わらなくちゃ意味がない

友達と就活対策をすることはとても良い。刺激になるし、伝え方でいいところを吸収できる。また自分の素を一番知っているからだ。
そして何より就活において孤独は大敵だ。マウントの取り合いにならないように人選ミスだけは避けたいところ。気軽になんでも話し合える仲間だけで行おう。
しかし、
面接官は1次から若手、最終に向かうにつれ、おじんの人事が登場することになる。そしてこのおじんを納得させなければならないのだ。
だから、必ず教授、就活指導課、OBとの面接練習は欠かさずに行おう。
そしてもう一つ、
練習相手の教授の人選も重要である。大学教授の中にも就活を経験したものとしていなものがいる。就活を経験していない=研究者一筋の人だけに見てもらうのは危険である気がするのだ。なぜなら、企業で働くということと研究者は全く異なるからだ。企業で働くことを理解しており、さらに面接官の経験がある教授ならなお良いだろう。特に文系の場合は。
勇気を出して、自分の研究室の先生ともう一人教授を探して、直談判しに行こう。
就活は勇気に始まる。意外におじんと話すの楽しいよ。そんなマインドで気楽にいきましょうや。

#就活体験記

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