(うつ)病院が変わった話と、変えようとしなかった私の話

*前回投稿した記事の書き直しです。言いたいことがブレてしまったような気がしたので、修正しました。

はじめに

記事にアクセスいただきまして、ありがとうございます。
はいいろと申します。

私は、主治医から発達障害の傾向が強いと言われています。
認知の歪みにも振り回され、生きづらさに悩む人生を送ってきました。
しかし、今ではわりと穏やかな気持ちで生活を送っています。
もちろん、障害特性に悩まされるのは、今も変わりません。
けど、それでも楽しいと思います。

私の体験が、どなたかの悩み解決のきっかけにでもなれば、との思いで記事を書いております。
どうぞ宜しくお願いします。

今回のテーマは「(うつ)病院が変わった話と、変えようとしなかった私の話」です。

私は、一回だけ病院を変えています。
その時は、自分の意志で変えたわけではありませんでした。

そんな当時の生き方を振り返ると、そりゃ生きづらいわけだ、と思います。
反面教師としてもらうのに良い材料かなと思いますので、お話してみます。

病院が変わった話

私は2回うつを患っていますが、1回目と2回目で、それぞれ違う病院へ通っておりました。

最初の主治医は、あまり私にとって良い先生とは言えませんでした。

元々めんどくさがりで、ちゃんと調べない私です。
ネットで検索するも、徒歩で行ける範囲の病院で、最初に目に入ったところに行った気がします。

私が一番残念に感じたのは、診察時間がとても少なくて、満足に相談できなかったことです。
今思うと、大きめの病院でしたから、患者一人にかけられる時間が少なかったんじゃないかと思ってます。
そのせいか、何か相談しても「大丈夫」という結論ばかりでその根拠を説明して貰えず、いつも納得感がありませんでした。
私としては、しっかり原因を理解して改善を試みたいという思いが強かったので、非常に残念だったと思っています。

そして、ある日、ちょっとショックな出来事がありました。
薬が合わないことを相談した時のことです。
何を思ったのか、突然、じゃあ何の薬なら良いんだ!、と医者に怒鳴られてしまったことがありました。
とても驚きましたし、怖くて平謝りしてしまった気がします。

何人もの患者を診ていてお疲れだったのかもしれませんが、患者の私からすると、もっと寄り添って貰いたかったなと言う気持ちが強く、悲しい気持ちになりました。
この時から、主治医に対する信頼がなくなってしまい、もう相談したいとは思えなくなってしまいました。

それでも、当時は不眠がひどくて、眠剤がないと寝付けませんでしたから、眠剤を出してもらうために通院は続けていました。

しばらくして、またうつを患い、休職することになります。
会社の産業医との面談で、最初の主治医が信頼できなかったということを打ち明けると、良い医者知ってるよ、と紹介して下さいました。
それが、今もお世話になっている主治医で、私にとってとても良い先生です。

実際、最初の医者とは対照的でした。

いつも診察時間を長めに確保して下り、長い時では30分近く時間をかけてくださる時もあるほどです。
説明もわかりやすく、理由も含めてしっかりお話していただけます。
時には文献や資料を使って説明して貰えますし、同じことを聞いても嫌な顔1つせずに教えて下さいます。
薬が合わなくて相談した時も、すぐに中断して下さり、私にあった処方を模索して下さいました。

最終的には良い病院に落ち着くことができ、本当に運が良かったなとほっとしています。

変えようとしないことの勿体無さ

なぜ、以前は、病院を変えようと思わなかったのか。

昔のことで曖昧ですが、卑屈になっていたからかな、と思います。
当時はどこの病院も同じだろうと思いこんでいました。
その決めつけに根拠はありません。
怒鳴られてから同じ病院に通い続けていたのも同じ理由です。
以前の私は、非常に疑心暗鬼で、他人を警戒していました。
周囲から馬鹿にされたり、きついバッシングを受けることも多かったので、だんだんと卑屈になってしまっていたのかなと思います。

でも、実際は”どこも同じ”ではなく、私が望む診察をしてくださる医者もいました。
この事実を踏まえると、ちょっと勿体なかったと思うわけです。
もし、初めから自分に合う医者を選ぼうとしていたら、もっと早く、心地よく通院できるようになってましたよね。
障害による困りごとも、もっと早く、対策することもできていたかもしれません。
そうしたら、もっと早く、生きやすいなと感じられる生き方が出来ていたかもしれません。

そして、これは病院に限らず、会社や仕事だってそうだと思いますし、人も同じでしょう。
何事においても、自分に合う環境や人を、自分の意志で選びとっていくことって、生きやすさに直結することだと思います。

自分の意志でたぐり寄せられることもあります。
今の環境が合わないと感じているけど、まだその環境で耐えている人がいたら、ぜひ探してみて欲しいです。

私は運良く、私にとって良いと思える医者に出会えましたが、同じような変化を自分の意志で起こせるなら、そうした方が良いに決まってます。

まとめ。

いかがでしたでしょうか。

今でこそ、自分に合う環境や人を選ぶようになり、生きやすくなったなと思っていますが、以前は正反対の生き方をしていました。
自分に合わない環境下でも、我慢して生きていたわけですね。
それってちょっと勿体無いよね、というお話でした。

私の体験を反面教師としてもらえれば、何よりです。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。


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