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Dari Kが創業10周年を迎えました!

3月11日、Dari Kは創業10周年を迎えました。代表・吉野がインドネシアから買い取ってきたカカオ豆をもとに小さなチョコレートショップを開いてから、10回目のお誕生日を迎えたわけです。

それに先立ち、その創業の地で新店舗がスタート。カカオ豆の魅力を伝え、日常的にも楽しんでもらえるように、という新しい挑戦が始まりました。
創業当初と違うのは、一瞬でカカオ豆からカカオマスを作るグラインダーを使って、“搾りたて”のカカオを提供できるという大きな武器を手に入れているところ。

チョコレート専門店から、カカオカンパニーへ成長し、カカオマニアの社員を数人、配置しているところにも違いを感じる方がおられるかもしれません。健康上からチョコレートを食べられない人でも、ベジタリアンの人でも楽しめるような商品展開も行っています。

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テレビゲームに置き換えると、魔法の杖を手に入れて、HPも何倍にも上がっているに違いありません。あるいは、ポッチャマがポッタイシに進化したぐらいでしょうか!!
……すみません。代表・吉野のブログを真似てみましたが、テレビゲームは苦手分野でさっぱり分かりません。ボロが出る前に止めておきますね……。(先ほど、娘が持っていたぬいぐるみのポッチャマの進化系はなんだっけな、とググりました)

それはともかく、バレンタイン直前から体調を崩して入院という憂き目に遭っていた広報・中崎が免疫下がっているからと言われて指示された在宅勤務を終えて、いざお手伝いに、と思った時には店舗はもうオープンしておりました。それ以前の社内の連絡ツールには、バンバン連絡が行き交い、加速度的に店舗の準備が整っているのが見なくても分かりました。

この4月で入社して1年になりますが、本当に忙しい人だなぁと思います。え? 誰がって、代表・吉野しかいませんよ! それに付いていく社員ももちろん早く走れる人達なのでしょうが、判断が早い、早すぎる、目が回る(最後の一節は個人的な感想でしかありません)! 

しかし、そんな風に走り続けられる人だからこそ、今のDari Kがあるのでしょう。だって、Dari Kの創業までのストーリーを思い出してみてください。
究極に簡単な箇条書きで並べてしまうと、①韓国のカフェでカカオの産地がインドネシアにあることを知る②カカオ農家を探してインドネシアに行く③インドネシアの実情を知る④カカオ農家に泊まり込んで、カカオの品質向上のための指導を行う④バイヤーと思われてカカオ豆600kgを買ってくれと迫られる⑤Dari K創業、となります。


普通だったら、この項目ごとに立ち止まって考えるはずです。順番に項目を並べていても、普通の感覚であれば必ずしも次へとつながっていかない。

カカオ豆の品質をあげられると確信しても、何の見返りも期待せずに辺境のカカオ農家に泊まり込んで教える人なんて、そうそういないですし、それを買ってくれと言われて600kgも買ってしまう人って絶対にいないです。いたとしたら、相当な物好きか変人か、あるいは聖人です。(ここで質問です! この3つのいずれが吉野に当てはまるでしょうか? 私の感想はナイショです)

韓国カフェ03_2010

代表吉野、韓国のカフェにて。このカフェの壁に貼られた世界地図が人生を変えるなんて、誰が予想したでしょうか!!

だからこそ、ブームが始まる前にBean to Barの店を開き、SDGsが叫ばれ始めるはるか以前に今のビジネスモデルを築いたのです。本気で「世界を変えられる」と信じて走り続けてきた。そして、まだ道半ばと思うからこそ、全力疾走しているのです。

しかし、10年って本当に大きいです。今日は少しだけ、立ち止まって走ってきた坂道を見下ろして感慨にふけっても良いような気がします。色んな方に支えられ、伴走してもらい、応援があったからこそ、Dari Kの今があります。

本当にありがとうございました! そして、これからもよろしくお願いいたします!!