代表吉野の宇宙人疑惑を暴く!(2)
代表・吉野は宇宙人ではないか?(=きわめて宇宙人的だ!)という個人的な疑惑について前回は、レポートしました。→代表吉野の宇宙人疑惑を暴く!(1)
ただ今、私は法人営業部に所属し、広報の役割も担っているわけですが、営業アシスタントとして大手企業さんに伺うと、吉野とお付き合いのある重役の方に必ず言われることがあるんですね。
「最近、SDGsってよく言われるようになったよね。時代がやっと吉野さんに追いついてきたね」
そう。9年半ほど前の創業時から、SDGsという言葉が生まれる遥か前から、吉野はカカオの生産地のインドネシアの問題を自分たちの問題として捉えて解決することが、長い目で見れば良いカカオ、チョコレートを作ることにつながると信じているわけです。このテーマについては、別の項で語るとして、そのような視点を培うようになった吉野の原点ともいうべきバックパッカー時代のことを聞きました。
Q 世界60カ国以上を学生時代に回ったというのは、色んなところで記事にもなっていますが、何年かけて回られたんですか?
吉野 大学の入学から2つ大学院を卒業するまでの8年間の間に、毎年2,3カ月は旅をしてましたね。
Q ええ? すみません。自分の立場(3児の母)を重ねてみると、お金のことが気になってしまうんですが、8年間も大学と旅行って、どうやって賄っていたんですか? さぞかし、ご実家は大変だっただろうと思ってしまうんですが。
吉野 学費も含め、一度も仕送りをしてもらったことはありません。すべてバイトで稼いだお金でやりくりしていました。主に家庭教師をしていたんですが、変わったところで言えば、百貨店でバレンタイン催事の販売員をしたこともありますね。
その時はよもやチョコレート業界に入るとも、百貨店と関係を持つ仕事に就くなんて思いもしなかったですが(笑)。
Q しかし、お母さんはご心配なさったでしょうね……。
吉野 母は海外に行ったことのない人なんですが、楽しければ行ってくればいいじゃないと笑ってましたよ。
Q この親にしてこの子ありというか。大らかな方なんですねぇ。でも、行ったことがないなんて、お母さまも連れて行ってあげたいですよねぇ。
吉野 ……うーん、実は……。
Q な、なんでしょう?
吉野 僕の隠れミッションというか、いつか叶えたい夢に、ダリケーの社員と社員の家族をインドネシアに連れていきたいというのがあるんですね。あまり言ったことがないんだけど……。
Q !!(感動で言葉を失う)
吉野 (しみじみと)みんなで行きたいよねぇ。
Q ……い、行きたいです! ちなみに吉野さんが一番好きな場所はどこですか?
吉野 いっぱいあるんだけど、日本と全然違うという点でボリビアを挙げたいですね。首都のラパスは標高3,000mを超えるところにあって、旅行者の9割は到着していきなり高山病に苦しむという場所なのね。
南米の多くの国は、西洋化されているけれど、ボリビアは発展していない南国というイメージの場所で……ウユニ塩湖って知ってる?(Googleで検索して画面を見せる)
Q わぁ! ……キレイとか、そんなどころじゃなくって、別世界!
吉野 だよねぇ。一回行かないことには死ねないよ?
Q 今まさに死ねなくなりました!!
ほんの少し話ただけで、何回感動させられるんだろう! 書ききれない!……ということで、旅の話はまだまだ続きます。
(広報部員・中崎)