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【初体験】セミナー講師のデビュー戦で「やらない」と決めていた3つのこと。

ビジネスコンサルタントのダレワタ社長です。
一般社団法人で理事をさせていただいております。


7月27日(土)、株式会社オモシゴ様の「5Mix」という複業支援プログラムの中で、特別講師としてオンラインセミナーをさせていただきました。語った内容は、

「複業の始め方」
「複業を成功させるコツ」

18名もの方々が参加して下さいました。
(ありがとうございます!)


何を隠そう、僕は今回が初めてのセミナー講師。
いわゆるデビュー戦でした。


今まで、コンサルタントとしてある程度自信を持てるまでは、個別コンサルのスキル向上に集中すると決めていたので、一心不乱に個別コンサルのみを実施してきました。流石に半年間で200回近くのコンサルを経験すると、自分の型と成果の再現性が出来上がってきたので、いよいよこのタイミングだなと思い、セミナー登壇をお受けさせていただきました。(何より、普段から大変お世話になっている方からのご依頼でもありましたし✨)


そんなセミナー講師初心者の僕は、最大限に価値提供できる方法はないかを模索しました。


「どうすれば一番良いカタチで皆様にお話を届けられるだろう」
「たぶん、資料のクオリティとかじゃないんだよな」
「言葉の選び方?テンポ?リズム?そんな細かいことかな?」


色々考えを張り巡らせる中で行き着いた思考は、
初体験だからこそ、気を付けなければならないことがあるんじゃないのか?ということ。その仮説の中で僕が決めたのは「何かを心がける」ことではなく、


特定のことを「やらないと決める」こと。
僕は初心者だから、最初から器用に何でも出来るわけがない。だったら自分の中でルールを明確化して、それに「集中」しようって。

それが以下の3つです。


1.台本を作らない。
2.空論を語らない。
3.気負わない。


少しだけ、説明させていただきますね。

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まず、「台本を作らない」こと。
僕は普段、収録の音声配信をやっているんですが、そこでは完璧に台本を準備するんですね。その方が短時間で的確にお話を伝えることができるから。でもセミナーって違うよなって思ったんです。


収録と違って、セミナーはリスナーとリアルタイムでの関係性なんですよね。ってことは、発言の温度感とか身振り手振りとか感情の乗せ方っていうのが要素として加わってくるよなって思ったんです。端的に何かを伝えるというよりかは、熱量を付加して心に届けるという割合が強いのがセミナーの核なのだろうと。


そうした前提に立った時に、台本は捨てようと思いました。資料の流れに沿ったエピソードを自分の言葉で語る。素直にその時の感情で語る。それをまず守ろう、と心に決めました。

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次に、「空論を語らない」こと。
僕が最も価値提供できることって、実践で得た経験・体験を語ることだと思っています。よく「◯◯はこう言ってたから」とか「一般的には◯◯だと思う」って語る人がいるけど、それならYouTubeの有益な動画で勉強した方が圧倒的に有意義だと思うから。


僕は、ビジネスの勉強と実践を短期間で人よりも積み上げてきた自負があります。だからこそ伝えられるものでセミナーを構成した方が、価値提供できるよなって思ったんです。


「実際僕はこういう取り組みをして、こう感じました。」
「実際行動してみたら、こんな傾向がありました。」
「実際成果が出たのは、こんな手法です」


それしか語らない。
って決めていました。

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最後に、「気負わない」こと。
気負わないためにどうすればいいか、と考えた時に真っ先に思い付いたのは、日々の「行動導線上」の出来事を話すこと。そうすれば何も難しくないし、緊張もせずに冷静に伝えるべきことを伝えることができるなって考えました。


実は、これには上の二つのことが伏線になっています。
「空論を語らない」から、行動導線上のエピソードで内容を構成できる。
エピソードは感情や熱量を上乗せして伝えた方が伝わるから「台本は作らない」。


そう決めていたから、気負うことなくセミナーに臨めたような気がします。


僕は、この3つのことに徹底的に集中することで、人生初のセミナー講師を楽しむことができました。正直、他者から見たクオリティはわかりません。だけど、自分ができるベストは尽くせたと思っていますし、クオリティに関してはコンサルと一緒で、100回200回セミナーを繰り返して行けば、嫌でも上手くなれると今までの「経験」から分かっていますので。


セミナー終了後、嬉しいお言葉をいただきました。

初心者・初体験の僕には、何よりも嬉しい言葉。
とても救われた気分になりました。


セミナーもコンサルもビジネスも人生も、「やらないことを決める」ことが重要だったりします。「決断」って、「断つ」ことを「決める」って書きますよね。それが自分の意識を集中させ、最も良い結果を生むためのエネルギーに変わります。


この辺のお話は、僕が日々実行している時間管理術にも当てはまりますので、また改めて記事に書かせていただこうかな、と思います。


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またnoteでお会いしましょう。
それでは!