案内人吉田

会津若松市在住 郷土史好き

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最近の記事

大塚山古墳を訪ねて

帰宅中に大塚山古墳群を訪ねた。以前から訪ねてたいと思っていたので、漸く訪ねられてよかった。大塚山墓園の先には前方後円墳と円墳(2号墳)の2つの古墳が存在していた。  案内板によると、全長約24メートルの前方後円墳で造営は四世紀末と推定されているという。  後円部にある石棺は、「会津若松史」によると、近くの集落から持ってきたもので、大塚山古墳のものではないという。  現在は2つに折れているが、折れる前は、立て掛けてあったという。 後円部の発掘調査の結果、三角縁二神二獣鏡、

    • 神指城跡 高瀬の大木を訪ねて

      高瀬の大木の案内板によると、神指城は、慶長五年上杉景勝によって築城が開始され、同年に一応形が整ったが、徳川家康の会津征伐などにより、慶長六年工事が中断され、廃城となったという。 神指城の二之丸跡の北東隅にある高瀬の大木は、案内板によると樹齢千年とも言われ、神指城建設の前からこの地にあったといわれている。現在は国の天然記念物に指定されている。 高瀬の大木の横福昌寺 高瀬の大木の横にある福昌寺は、会津三十三観音の十五番礼所となっている。 案内板によると寺の由緒は、承安二年

      • 10月27日 田村山古墳を訪ねて

        会津若松市北会津町田村山にある田村山古墳を訪ねました。 案内板によると古墳時代前期(四世紀)ごろに築かれた全長約二十五メートルの前方後円墳で、出土した内行花文鏡などが、県の重要文化財に登録されているという。 平坦な田んぼの中にあり、駐車場もないため、アクセスが悪い。

      大塚山古墳を訪ねて