2023/8/18

なんとなく日記書いてみよかな〜となった。

これまでは日々に何もなかった、つまり外に出たり人と会ったり話したり何かしらの行動をしていなかったので、日記に書くことがあまりなかったんだよな。

でもそれが最近は、ひとりでいても外に出るし色々やっていることがあるので、なんとなく日記を書く機運が来たんかな〜ということで書いていく。



こないだの新宿散歩

ひたすら駅構内、人の流れの激しいところを歩いていた。

人、人、人…どころではない。人を認識できていない。顔、顔、顔という感じで、髪型や服装などの認識が追いつかない。

だからだと思うが、ひたすら表情や身体の動きだけを見るようになった。

そこに抽象的なイメージが見えやすいというか、普段の俺には観察力がなく、なんとなくそういう雰囲気だけを見ているからである。いや、見てんのかなホントに、自信無くなってきた。


そんなこんなで最初に気づいたのは「笑顔になっている人は電話をしているか誰かと一緒に歩いている」ということだった。

電話をしながら笑顔で歩いていたのは、30くらいの女性だった。わりと服が派手だった気がする。

誰かと一緒に歩いていて笑顔だった人は結構たくさんいた。性別の組み合わせは様々で、家族だったりカップルだったり友達だったり親子だったりした。あれが本当に心の底から笑えてたのかは不明だが、どうやら基本的に笑顔というのは他人に向けるものなのかもしれないなと思った。


その後の僕は、あの伝説の立ちんぼスポット大久保病院付近に行った。

警察官のひとりを指差して大声で罵倒しながら4人の警察官に囲まれているおじさんがいる交番を抜け、いざ大久保病院へ。

次の瞬間、何やら挙動不審なおじさんが目の前にいた。大久保病院の敷地内を、首を右に左にふって、僕と同じ方向に歩いている。

おじさんの先にはいかにもトー横っぽいロリータだかメイドだかよく分からん格好をした女の子が。

おじさんは何度もチラ見してその子を通り過ぎたが、女の子から5歩ほどに進んだが、後ろを見ながらその女の子をガン見している。そして止まった。

くるっと回って女の子に話しかけに行ったのである。


本当に立ちんぼと立ちんぼを買おうとするおじさんは存在したんだ…!!という気持ちになり、僕の全身は数年ぶりに非日常感に包まれた。

おじさんと女の子のやり取りをニヤニヤしながら眺めて、交渉が決裂して去っていくところまでを見た。

僕はその周辺を計2週したんだけど、他に立ちんぼの女の子がいなかったのでそのおじさんはその周辺をずっとうろちょろしていたようだった。立ちんぼが好きなおじさんっているんだろうなたぶん。

こうして、その日の新宿に世にも珍しい「ひとりでずっと笑っているおっさん」が誕生したのであった。

たぶん10分くらいずっとニヤニヤしながら歩いてた。ものすごく幸せな時間だった。生きててよかった。


どうやら、人間はひとりでも笑うことができるらしいです。




今日のこと

対談をしたんだけど、色んな学びがあってよかったな。

相手に事前準備をしてもらう形式もありかもしれないなと思った。

基本的に対談は話したことのない人とX(初めてXって書いたな)のDMでやりとりをして「じゃあ通話しましょうか」と始まるものなのですが、話したことのない相手の精神活動の状態をはかるのはむずかしい(なぜなら精神活動が乏しい人間はおそらく自分の状態を想像して相手に伝える能力があまりないため)。なので、あまり現実的ではない。が、申告があれば、もしくは普通に通常の対談に「質疑応答」みたいなものを組み込んで、事前に問いを作ってもらうシステムにしてしまってもいいのかもしれないなと思った。



漫画ヘルシングを読んでいる。

アニメから入ったけど原作もすごく面白い。

やはり少佐の戦争大好き演説が大好きだ。単行本4巻のラストに収録されている。あれを労働したくなった。「私は戦争が好きだ。私は戦争が大好きだ。殲滅戦が好きだ掃討戦が好きだ〜戦が好きだごにょごにょ。〜軍に蹂躙されるのが好きだ。守るべき街が壊され女子供が殺されるのはとても悲しい」みたいな狂気じみたセリフを長々と吐き散らかす。

アニメ版は声優さんがものすごくよかったんだよな。たまらん。あれを聞きたいがためにヘルシングのアニメを見ているところがかなりある。

ああ、書いてるうちにものすごく興奮してきた。たまらん。

あとはアンデルセンの声優がすごくいい。若本規夫。エエエエエエエエエイメエエエン。たまらん。

ヘルシング、たまらん。

ああ、あのセリフを朗読して高揚したい。



そういえば、オススメされた漫画「ハチミツとクローバー」を読み終わった。若さが保存してあるのでおじさんおばさんにオススメ。

ポエミーで普通にキモいんですが、あの痛々しいキモさが良い味を出している。作者もアニメを見た時、自分の書いたポエムを聞いて悶絶したそうです(確かそんなこと書いてあった)。

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