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飲食パート時代に出会ったヨガの先生に子育てで大事なことを教わった

こんにちは。ちーです。
夜になると冷えますね。

本日のお話は、私が数年前まで務めていた飲食店で出会った、印象的な人物のハナシ。


インパクト大な全身ピンクのヨガの先生


当時勤めていた飲食店(カフェとレストランを合体したような業態)では、朝の9時からモーニングメニューを提供していました。

サイフォンコーヒーとトースト、ヨーグルトのセットが400円。
主に高年齢層の常連のお客様がご利用されており、日によってはほぼ満席になることもありました。


その常連様のひとりが、表題の「全身ピンクのヨガの先生」だったんです。

とにかくピンクがお好きらしく、服装のどこかには必ずピンクのアイテムをお召しになっていました。


穏やか、かつ自分軸が極太だった


ヨガの先生は同じ建物内のスポーツジムで、ヨガのレッスンがある日だけお店に来られていました。
確か月曜日だったかな。

ヨガの先生は、私達が料理を提供するときいつも

「ありがとうございます。うれしい!」

と、感謝を伝えてくださっていて。


また、トーストをカットせず食べるのがお好きだったため、毎回カットせずにお出しするようになると

「好みを覚えててくださるなんて、うれしい!」

と、感謝してくださったのを覚えています。
細かいところまで気がつく方でした。

(飲食店従業員は感謝されると非常に喜びます。理不尽をぶつけられることのほうが多いので)

かといって、へりくだるわけでもなく。
他に迷惑なお客様がいたときは、

「いい年してみっともないわね。」

と断言していました。

穏やかで物腰も柔らかですが、ご自身の意見、価値観を強く持たれていて。

「私も歳を取ったらこういう女性になりたい」

と憧れるようになりました。

他人に対してのリスペクトがすごい


ヨガの先生が常連として毎週来てくださるようになった頃、個人的な会話を交わすようになりました。

娘さんがいらっしゃること。
身体を動かすのが大好きなこと。
ピンクは元気をくれるから好きだということ。

あるとき、私に子供がいるという話になり。


「ええ!?小学生のお子さんがいらっしゃるようには見えない!!」と心底驚かれました。(年相応の見た目なのでそんなことはありませんが)

その際、同時に言われた言葉が印象的で、いまでも覚えています。

「小学生のうちはね、可愛い可愛いってかわいがってあげたらいいのよ。
だめって言うのはその後で十分間に合うから!」

ハッとしました。

当時、私はパートと子育てでへとへと。
親類は近くにおらず、夫も激務ゆえほぼ家にいません。

また子供の目の持病があり、手術、入院の付き添い、その後の定期通院などの負担も大きくて。

疲れてしまって子供にきつく当たるときも、正直ありました。

わたし、もともとなんのために働いていたんだろう。
子供のため、だったよね?
子供が元気なら、それでいいじゃん。


ヨガの先生の一言で、大事なことに気がつけたんです。

感謝が人に与える影響、まじすごい


ヨガの先生はその後も定期的に通ってくださっていましたが、私が店を退職してからは交流機会もなくなってしまいました。

いつもいきいきとしたエネルギーに満ち溢れていた女性だったので、きっと今も元気に過ごしている…と思いたい。

私が辞めたあと店自体がモーニングをやめてしまったので、もしかすると別のカフェに通われているかも。

いつも感謝で溢れていた先生。
私が淹れたコーヒーを美味しいと言ってくださって、ありがとうございます。
おかげ様で楽しく働くことができました。
毎週来てくださるのが、とても楽しみでした。

私も貴女のような感謝にあふれる人になりたい。

ただ、Gが出たときに「虫にも命があるから」と処分を断るのはやめてほしかったです。
お願いだから処分させて…。

とりとめがなくなってきたので、思い出話はこのへんで。

読んでくださるだけでもうれしいですが、サポートいただいた場合にはおいしいおやつやコーヒーとしてわが肉体に吸収されます。ちーを育てたい方は気が向いたらぜひ。