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街が主役、この街の妖精になれる映画【ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう】♯114


ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう 


2023年/ドイツ、ジョージア

【ストーリー】

ジョージアの首都トリビシ。この街に住むギオルギとリザは会う約束をして別れる。しかし二人は呪いにかかってしまい、外見が変わってしまう。二人は再び出会うことが出来るのだろうか。

あまり感情を出さない


【解説というか、レヴューというか】


別人になってしまった二人はそれまでの仕事を続ける事ができない。だけどそこをさらっと受け入れる周りの人々。二人は自然の流れに沿って、トリビシという土地に根付いて生活を進める。


呪われて容姿が変わったが環境になじんでいく


この街の人々の楽しみは皆んなサッカー観戦。カフェなどに設置されたモニターに、人や犬までもが集まってくる。そんなカフェでギオルギとリザは、お互いをじわりじわりとたぐい寄せる。この街が二人を見守り、出会わせる様子を描いています。

定点カメラで人々の様子を眺めてる感じは
街のエルフになった気分になる


それはとてもメルヘンチックな物語。観光映画みたいな作風でいい旅、夢気分。新緑の季節、心地よい風と陽射しを浴びているようなセロトニンの分泌が高かまる癒しの映画です。

【シネマメモ】 


ジョージアはトルコの隣にある国。作中出てくる郷土料理、ハチャブリというチーズ入りのパンが美味しそう。気がついたらヨダレ出てる。

レシピはこちら↓


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