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フィジカルエンタメが導く理想郷【マッドマックス:フュリオサ】♯112


マッドマックス:フュリオサ 

2024年/アメリカ、オーストラリア

【ストーリー】


核戦争後、環境は汚染され資源が枯れ果てた未来。荒野ではガゾリンや水を巡って争いが繰り返されている。そこでは健康な女性も資源として扱われていた。バイカー軍団にさらわれた幼い少女フュリオサは、軍団の大将ディメンタスによって資源を独占するイモータンジョーに売られてしまう。

男っぽくしていないと危険なのだ

【解説というか、レヴューというか、】 


前作「怒りのデスロード」以前の物語。人間社会への怒りが彼らを暴走させ、利益になるものは暴力で奪い取るカオス世界。二重に男たちの支配に苦しんだフュリオサは、抑え付けられた女性としての怒りを爆発させる。それどころか、わずかかに残る「緑の地」を狙い自然の恵を食い尽くそうとする連中に怒りを燃えたぎらせ、支配から逃れようと激闘する。

大切な存在はいつも奪われる


敵軍は豊かさの象徴のよう改造された車を走らせる。車はガソリンがなければただの鉄の塊。だから暴走の為に自然を奪っていく。フュリオサはそうゆう人間に対して、大地の怒りのように敵を破壊していくのだ。

人間同士だけではなくて、人も自然も相互に作用しあって対等に生きて行ければ、その地こそ理想郷だ。

【シネマメモ】


古代、近代、未来の世界がミックスされた世界観。
神話のような、英雄伝説みたいな映画です。

荒野の激闘シーンは見ものだ




Instagram動画にて、面白さをレポートしています。
マッドマックスシリーズはここを見よ!



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