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痛みとお酒が生きる糧


毎日死んだように生きている
そんな私が生きている理由は『死ねないから』

生きているだけで苦しいし
とめどなく希死念慮が襲ってくる

そんな中私は生きるために自傷行為をしていた
リストカット、極限まで首を絞める、OD、意図的な嘔吐…
とにかく傷付けた

死なないために

自傷行為に手を出して7年
中々の年月が経ったと思う

気付けば大学2年生になっていた
大学3年生からは実習も始まる
そこである事に気付いた

【実習中は腕が切れない】

手っ取り早く自分を傷付けるのにリストカットが日常化していた私は怖くなった

『1回自傷行為全部を辞めてみよう』

そう思い立ったが吉日
全部の自傷行為を禁止した

結果から話そう
無理だった

3週目くらいから不調を感じていたものの
問題は2ヶ月目くらいから起きた

まず眠れなくなった
不眠だ
びっくりするくらい寝れなくなったのだ
これはかなり堪えた

そしてフラッシュバックからの過呼吸まで起こるようになった
今まで過呼吸なんて起こったこと無かったのに

流石に怖くなった
1ヶ月は耐えたが2ヶ月は無理だった
すぐに腕を切った

今までの不眠が嘘のように眠れた
過呼吸も起こらなくなった

そこで思った
私が私でいる為に切っているのだ
死なないために 正気でいられるように
私が人間らしくいられるために
私は自傷行為に依存していたのだ

正直、依存してるだなんて思ってもいなかったため驚いた
まぁ 確かにこれは依存だろうなとも思った

そんな私は20歳になることを恐れていた
なぜならお酒が解禁されるからである

絶対に依存する

そう確信していた私はお酒には依存しないようにしようと思った

やはり無理だった

アルコール依存の定義には触れていないが
明らかに不適切なお酒の飲み方をしていた

反芻思考が起きたら飲む
体を動かすために飲む
頭をバグらせるために飲む
死なないために飲む

こんなの不適切すぎる
自分でも思っている
だが止められないのだ

だって腕を切るより簡単なのだから

ただ想定外というか予想していなかった事が起きる

私自身がお酒に強かった

アルコールの脱脂綿には弱いのに
何故なのか
多分肝臓が強いのかもしれない
冷静に考えればODした時も次の日少し嘔吐しただけで何も起こらなかった
嫌な伏線回収である

よく聞く『お酒を飲むとフラフラする』
『千鳥足になる』『ぽや〜っとする』
『気分が上がる』『眠たくなる』
悲しいことにどれも起こらない
ただ頭が一瞬グラッとするだけ

一応飲み切りの缶の中で1番度数の強い9%までは試した
酔えなかった
ただ9%のお酒は味が苦手だったため
【5~6%の甘いお酒を2~3缶飲む】という生活を続けていた
厳密には毎日2~3缶ではなく
週に3日は2~3缶飲み、最低でも毎日1缶は飲む
そんな生活である

味を選り好みしている時点で依存しているか疑問ではあるが……


ちなみに今は実家にいるためお酒が飲めない
きつい 死にそうである
リストカットでどうにか気を紛らわしているものの、最近は暑くなっているため迂闊に切れないのだ

本当にきつい 希死念慮だけが倍増していく

はやく一人暮らしに戻りたい

多分これからもお酒と自傷行為に依存して生きていくのだろう
これらが生きる糧となっているのだから

多分これらを辞める時は私が死ぬ時だ


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