リカレント教育について

私は現代教育論という講義を大学で取っているんですが、そこでよく大人の学び、すなわちリカレント教育についての話が出てきます。

リカレント教育とは、学校教育から離れた後も生涯にわたって学び続け、必要に応じて就労と学習を交互に繰り返すことを指します

私個人的には、リカレント教育に必要なのは単なる学力ではなくて、学欲力つまり意欲的に学ぼうとする力が必要だと思います。

ですが、なかなか実行に移せる人は少ないと思います。私が考えた理由としては「学んで手段さえ得られれば現状が変えられる」という思考を持っている人が少ないからではないかと思いました。

義務教育で教えられる学びというのは、与えられた教科書の中からテストという決められた型のものを解く非常に受動的なものです。

だからこそ今の教育には、全てを教えないで自ら課題を設定して手段を探して達成するというプロセスを子供に踏ませることが必要だと考えます。

例え小さな成功体験でも、「こういうプロセスを踏めば、学びさえすれば現状が変えられる」というマインドを小さいうちから形成することによって、大人になってからの学び直しの意欲も湧き出てくるのだと思います。

リカレント教育となった時に、どうしても大人に焦点を当てがちですが、生涯学んでいくにあたって必要な課題解決のマインドを子供のうちから醸成させることが必要だと考えます。

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