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大河ドラマ「光る君へ」第四回感想

冒頭から道長とまひろの恋愛が始まりそうで始まらないシーンできゅんとしました。
それからまひろの将来の夫である藤原宣孝の懐の深さが垣間見える場面もありました。父親を理解できずに苦しい思いを抱えているまひろにそれが人間というものだと諭します。彼はまひろの理解者だったんだね。


まひろが伺った倫子のサロンでは庭にある牛車に藤の花が飾られており、菖蒲飾りもあることから五月の端午の節句が近いのかと思います。赤染衛門からの『竹取物語』でなぜかぐや姫は求婚者達に難題を出したのかという問いかけに対してのまひろの返答が硬い!硬すぎる!かぐや姫は人間に対する怒りほにゃらら、身分の上下で物事を見ない彼女の姿勢が痛快でしたほにゃらら。考えが飛びすぎてるからもう少し他の人にもわかるように段階を踏んだ説明の仕方をするように心がけようよ!こういうシーンを見ると、紫式部による清少納言批判は、自分と清少納言が似ているからこそなのだろうと思う。紫式部は途中から性格矯正したからのびのびやってるように見える清少納言に腹が立つんだろう。


花山天皇の即位に際して大嘗祭が行われ、五節舞が披露されました。吉高由里子さんって本当にお肌綺麗ですね。見入ってしまう。
まひろの五節の舞姫の装束はとにかく美しい!十二単の裾の流麗な動きがあんなに素晴らしものだなんて知らなかった。カメラワークがいいですね、上から見るとあんなに綺麗な舞なんだなぁ。
この五節の舞の時にまひろは、三郎が実は母親の敵の弟であることを知ります。来週の予告見たらつらい展開になってそうですね。まさかこんながっつり恋愛入れてくるとはねぇ。次回も随分面白そうで、一週間長いなぁ。