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ただ「ある」


老子の思想

縄文時代の人々

古代の哲学者たち

「白鯨」という小説

岡本太郎の残した言葉

これらは最近、私の心に刻まれたもの

全て過去の人たちだけど、

現代よりも遥か先を見据えていた人

もしくは遥か先祖を見つめていた人

進歩!成長!をモットーに駆け抜けてきた人間たちがたどり着いた現代

それは幸せや自然の摂理や本来あるべき姿からとても遠く、かけ離れた場所になってしまったのかもしれない

この世の中は矛盾だらけで、元々地球上は「考える」者たちが生きる場所ではなかったのかもしれない

ただ「ある」だけでよかった

でも人間は「考える葦」になり、人生の意味や目標がなくては生きていけなくなった

だからこうなったのは、もしかしたら自然の成り行きでもある

ただ「あった」ものが、破壊しあうようになったのは、どう考えても間違っている

弱肉強食が自然界のルールだが、人間が破壊するときは、そのほとんどが、「執着」や「復讐」からくるもの

何かを「もっと得ようとする」と必ず何か「失う」のである

結局プラマイゼロどころか、場合によってはマイナスになるかもしれない


執着や、復讐心を手放せば、誰よりも「自分」が解放されて、穏やかに過ごせるようになる

水のように、柔軟な心と思想をもち、広い視点で世界を体験できる

これを引き換えにするほど、価値のあるものは、ないと私は思う

世界が平和になる日が来ますように🕊️


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