胃薬のガスターで、認知症になる!?

薬を無くす顧問薬剤師、伊庭聡です!

【胃薬のガスターで、認知症になる!?】

みなさんが、ご存知、胃痛や胃もたれに使う


『ガスター』


CMではおなじみ

『ガスター10』


これらは、胃薬として、処方されます。

ガスター10のお薬の効果の成分は

「ファモチジン」

と呼ばれており、今ジェネリック医薬品が増えているので、

もしかしたらこちらのが馴染みのある人もいるかもしれません。


これらは、
H2ブロッカーとよばれるタイプの胃腸薬に分類され、

“過剰になっている胃酸の分泌を抑える”

効果があります。

過剰になっている胃酸の分泌を抑えることができるため、

「胃痛」
「胸やけ」
「もたれ」
「むかつき」

を一時的に軽くしてくれます。

しかし、やはりクスリはリスクです!

こんな副作用があります。

主な副作用は

便秘、軟便、下痢、口のかわき、発疹・発赤、かゆみ、脈の乱れ、だるい、発熱など

たくさんありますね。

しかし、それよりも怖い副作用があるんです・・

聞き慣れない副作用ばかりですが、


アナフィラキシーショック

皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)

中毒性表皮壊死融解症

横紋筋融解症

といった、非常に恐ろしい副作用。

他にも

肝機能障害

腎障害

間質性肺炎

血液障害

と書くだけでおそろしいものも。

でも、こういった起こりにくい副作用よりも、今回覚えて欲しいのは

ガスターなどの、H2ブロッカーと言われる薬は

飲むと

『認知症になりやすくなること』

『精神障害を起こしやすくなること』

これを覚えて欲しいんです。

特に、高齢者で、ガスターを飲むと非常にリスクが高いです。

医学雑誌では、高齢者に使うのを避ける薬として、注意換気もされています


認知症の疑いがある人で、ガスターを止めたら症状が治まったという事例もあります。


胃薬だから


ガスターは気軽に買えるから、弱いからと思って

使わないでください。


あなたの大切な家族に対してもです。


★☆★さらに薬について詳しく知りたい方へ★☆★
薬について詳しくお話した動画を以下からご覧ください!

※別の記事で薬の動画をご覧いただいた方、
 同じ動画ですので改めてご購入されないようご注意願いますm(_ _)m

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