20200706 リモートワークする人がいる生活
子どもの学校が始まって1ヶ月以上経つけど、旦那はまだ家で仕事をしている。長男の空いた部屋にパソコンを組んでほぼ1日そこで過ごしている。今日はその部屋にエアコンを入れた。
リモートワークが長引きそうだから。特別給付金で買った。
新しいエアコンはとてもクリーンな風を出す。夜は時々あそこで寝たい。いつもはエアコンのない部屋で寝ている。旦那とふたり、結婚する時に買ったダブルベットで寝ている。扇風機の首をゆるく回しながら寝ている。
よそのリモートワークの人がどんな風に過ごしているかわからないけど、朝から晩まで部屋にいる。開け放たれたドアからいろんな人の声が聞こえてくる。あとはパソコンをカチャカチャさせてる音。
私が仕事が休みの時には一緒にご飯を食べる。今日は昨日の残りのすき焼きにうどんを入れて煮込んだやつ。甘辛くて美味しかった。
食べたらすぐに仕事に戻って、また誰かと話している。カチャカチャと話し声の割合は同じくらい。いつ話し始めるかわからないから奇声をあげるわけにはいかない。おとなしくイヤホンをつけてNetflixを見ている。
顔を見たことがない人の話し声をたくさん聞く。どんな顔をしているのかな?と想像したりする。学生みたいな男の人の声、ちょっと緊張している人の声、かわいらしい声の人もいて、どんな人?と聞いたらおじさんだった。
個人情報なのであまりこういうことを書いたらいけないのかもしれない。私が会社で働いていたのは20年くらい前だから、コンプライアンスがなんちゃらみたいな話は正直よくわからない。
上司にお酌するのは当たり前だったし、取引先の人に容姿をからかわれても上手にかわしなさいと教えられた。
でも若い女の人がやりたくもないことをしなくてよくなるのは良いことだし、お茶くらい自分で入れたらいいと思うよ。じぶんの事は自分でした方がいいよね。
旦那はリモートワーク中に自分の食べたお皿を洗うようになった。なんでかわからないけど、急にはじめた。「最近お皿を洗ってるんだよ〜」と言われて気づいた。
黙ってやるのが素敵なのに〜と笑うと「そういうの言うよ〜。黙ってちゃわかんないから言うよ〜」だって。わたしも出来上がった料理を並べながら「ママ天才かもしれない。すっごくおいしくてびっくりするかも!」と言っている。最初は水圧がうまく調節できなくて床がビショビショになってたけど、最近はならない方法を見つけたらしい。少しずつ進化するねぇ。
旦那が家にいる生活は6年ぶりくらいだ。在宅で仕事をする期間が長かった。歩合制の仕事でなくてお給料がもらえる日が来るなんて、あの頃は想像もしていなかった。
昨日の夜、次男と3人で「どうしたら夫婦生活がうまくいくか」という話をした。お互いに期待しすぎない、家族とはいえ他人だから、多少のことには目をつむる、片方にこだわりがないと吉、などが挙げられた。
大人になるまで覚えておいてほしい。
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