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Belle日記 家族の絆

久しぶりのBelle日記です。

8月31日のことです。
朝の散歩でBelleが下痢をしてしまいました。

それ自体は取り立てて騒ぐような事でもないですし、ちょっと食べ過ぎたりすると見られることでした。
散歩中のそうした便は回収が難しかったりして困りますが、この日は綺麗に回収できて問題なし、と思っていました。

帰宅すると、朝の身繕い(歯ブラシとブラッシング、あとトイレ掃除)を済ませて朝ご飯です。
ここで一つ異変が!

朝ご飯を全く食べない!
いや、既に散歩中のおやつを食べず、帰宅後も残ったおやつに口を付けようとしない、という珍しいことが起きていたのですが気に止めていませんでした・・・・・・・

食後のおやつにも口を付けない。
でも、私は「下痢もしたことだし、ちょっと元気ないのかな?」くらいに受け止めて出勤・・・・・・

ところが帰宅しても全く食べてくれません。
いつもなら食べるはずのおやつにも目もくれず、じっとしています。

小さい身体ですから、それほどエネルギー的な余裕が蓄えられているはずもなく、心配になります。
チュールとか、一番のお気に入りのおやつにも目をくれません・・・・・(>_<)

「これじゃあ、本当にお別れになっちゃうよ」という私の嘆きにも反応せず、元気なく静かにしている・・・・・
調子悪いので、体力温存のために本能的にやっているのかも知れませんが、普段とあまりにも違うBelleの様子に、心配で心配で・・・・・(/_;)

翌日は休みでしたが散歩に行かずに様子を見ましたが、水以外は一切口に物を入れようとしません。
「これは大変なことになった」と思ううちに物凄い下痢。
その便をビニール袋に回収して、かかりつけの動物病院に電話。

「酷い下痢ですね」と主治医の先生は言いながら「点滴して、体力が保つようにして、クスリを飲んで様子を見ましょう」と。

で、整腸剤を処方されるのですが、大好きなチュールにさえ見向きもしないのにクスリを口に入れるはずもなく、無理に口にクスリを入れても吐き出してしまいます。
なおも口にクスリを入れようと抱きかかえてマズルを押さえながら口を開かせようとすると「フンッ!」と怒りを示して腕の中から飛び出して行ってしまいます・・・・・・・・(-_-;)

手の打ちようがない・・・・と悩んでいる訳にもいきません。

翌日、人に相談すると「注射器のシリンジを使ってみたら」というアドヴァイス。
ちゃんとペット用のシリンジがあるのもこの時に初めて知りました。

「犬用ミルク」に「犬の食欲のない時向けのチューブ栄養」を購入。
ミルクにチューブ栄養(甘い味付けで犬が好きらしい)を溶いて、そこにクスリも溶かします。

これを注射器のシリンジで歯の間からゆっくり注ぎ込むと・・・・
ぺろぺろと舌を出し入れしながら飲みます!

鶏のササミを煮込んだので、そのすまし汁を同じように注射器で注ぎ込むと、こちらも同じようにして飲んでくれます!

私も一安心。
夜になるとBelleも久しぶりに私のそばで寝ていました。明け方、目を覚ますと一番のお気に入りのおやつが無くなっていました。
どうやら食欲も戻ってきたようです。

三日間は生きた心地も無かったのですが、元気が出るまでは予断を許しません。
流動食やよく煮込んだササミをほぐしたものとかで様子をみて、便の変化にも目を光らせます。
せっかくの週末でしたが、付きっきりで甘えさせたり。

翌週は観劇の予定で休みを多く入れていましたが(9月7日のモダン・ミリーの初日とか)、それは行かずに元気が出て来たBelleを家で遊ばせていると・・・・一年半ぶりで膝を脱臼(>_<)

新しい便も持参して、再び動物病院へ。

便の方は大分良いけれど、もう少し整腸剤を飲むことに(-_-;)
膝は自然に整復されていましたが、再び手術を勧められてしまいました(>_<)
あと、4-5日の安静と鎮痛剤も追加処方・・・・・(/_;)

そんなこんなでやっと今週から散歩再開。
遊んで上げるのも我慢していたので、ゆっくり遊びも再開です。
Belleの方は「もっともっと」とせがんできますがw

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今週も「ハリー・ポッター」や「ヘアスプレー」とチケットを入手していた演目があったのですが(ヘアスプレーは急遽、今日と明日が休演になっていますが)、全て諦めました。

昔、友人と約束していたチケットがある時に「風邪引いちゃって行けないかも」なんて連絡があると「よりによってこんな時に」「もったいないなぁ」なんて思ったりしたものですが(酷いねw)、Belleの病気で行けなくなるのは惜しくなかったです。
むしろ「行きたくない」と思いましたもの。

思い返せば20歳の時から一人暮らしを始めて三十数年、孤独でない生活というのはBelleが来てくれてから初めて経験したこと。
Belleがいなくなってしまって、また元の生活が送れるのかというと、はなはだ不安です。
幸せな生活というものを知ってしまった後では、あの暮らしには戻れそうに無いです。

本当に掛け替えのない家族なんですね。

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Belleがいなくなった後の暮らしは、考えたくありません。

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今週は朝の早い仕事が多くて、散歩に行けない日が多かったのですが(体力的にはBelleに丁度良かったのかも)、平凡な出来事に日常の幸せというものは潜んでいるものです。

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本当に、お互いに長生きしようね、と語らい合うのも幸せですね。

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