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2022年 読書ランキング

今年も余すところ24時間を切りました。
と言う訳で今年の内にランキングを作って、記録しておこうかと。
数年前に比べて、一年間で読める本の冊数も減ってきました。
年を取るとはこういうこと?

第10位
遣唐使全航海  上田 雄 著
現在、日経新聞に「ふりさけみれば」が連載中ということで、世間的にも認知が上がっているのではないかと思いますが(私は新聞を購読していないのですが、実家の母が熱心に読んでいて素晴らしく面白いそうです)、その遣唐使に関する著作です。
航路とか各遣唐使の成果などまとめられていて、とても興味深かったです。

第9位
沈黙のパレード  東野圭吾
映画化されたということで久しぶりに湯川先生のシリーズを手に取ってみました。
やっぱり東野圭吾さんは上手いなぁ、と唸らされたり。

第8位
物理学の野望  冨島佑充
強烈に面白かった記憶があるのですが、読了から半年以上経過してみると、内容をほとんど忘れていたりします。
正月休みに再読しようかなぁ?

第7位
奪還  リー・チャイルド
ジャック・リーチャーのシリーズ、和訳の最新刊です。
ちょっとフラストレーションのたまる展開で、最後までイライラさせられました。

第6位
medium 霊媒探偵 城塚翡翠
ドラマ化されたと話題だったらしいですが、これもそちらは見ていません。
ドラマが面白くて、待ちきれずに読んでしまったという知人からのお薦めでした。

第5位
藤原仲麻呂ー古代王権を動かした異能の政治家  仁藤敦史
奈良時代の政変ってあまり知らなかったのですが、短い期間でも激動の時代だったようですね。

第4位
覇権帝国の世界史  佐藤賢一
今年最大のニュースは「ロシアのウクライナ侵略」だと思いますが、歴史の見方のある一面から見てみようという書物です。
必ずしも上手く行っている訳ではないですが、プーチン大統領の頭の中は、古い国家観で占められている可能性もあるかな、と感じました。

第3位
奈良朝の政変劇ー皇親たちの悲劇
藤原仲麻呂とも繋がりますが、奈良時代というのは日本史の中で劇的な時間だったようです。

第2位
キュレーターの殺人  MW クレイヴン
ワシントン・ポーのシリーズの翻訳最新刊です。
一見サイコな事件のように見えて・・・・・意外な展開の連続でした。
BWCとかSNS時代ならではの事象を上手く取り込んだ小説です。
待ち望んだワシントン・ポーの最新刊と思ったら、出会ったのも今年だったんですね・・・・・

第1位
ストーンサークルの殺人  MW クレイヴン
と言う訳で、1位はワシントン・ポーのデビューとなった「ストーン・サークルの殺人」です。
ワシントン・ポーという変わり者は過去にもこうした小説の主人公としていましたが、その相棒とも言うべきティリーを登場させたことがこの小説の大成功かと思います。
「ブラックサマーの殺人」もランキングに入れたいところでしたが、余りに偏るかなと思いとどまったぐらいに面白いシリーズです。
次の作品も楽しみでw

ということで今年のnote記事はこれでおしまいです。
来年はうさぎ年で、とうとう私も還暦を迎えることになります。
仕事の方もそろそろ整理して、デビューもしていない人が考えるのは早計かも知れませんが、執筆に費やせる時間を増やしたい・・・・・・
でも、まずはデビューですよね・・・・・・

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