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マイ・フェア・レディ 11月25日ソワレ

写真は変わり映えしないですが、再び帝劇へ。

この夜は最前列だったので、外せませんでしたw ヽ(^。^)丿

最前列だと細かい表現まで見えて楽しいです。

あと、神田沙也加イライザの後(11月23日マチネ)だったので、手足の長い朝夏まなとイライザのダンスの振りが凄く新鮮に感じられました。

ここからはネタバレになりますので、これから見る方や、映画か舞台をこれから楽しむ予定の方は、読まないで下さいネ。


この日の発見は、イライザとヒギンズの表情です。
舞踏会での成功後に勃発する二人の仲違いから最終場面まで繰り返される応酬の時です。

まず、教授の偉業を皆が讃える場面。
ことあるごとにイライザが「誉めて、誉めて、ねぎらって、ねぎらって」という期待の笑顔をヒギンズに向けるのです。
なんだかうちのBelleみたいで愛おしくなります。

我が家ではBelleが遊んでもらえると期待して近寄ってきた時は、100%近く相手して上げるので、イライザみたいな傷つき方はしないよね・・・・・と言うのは余談ですw

お母様の家で二人が出くわしての応酬。
イライザは教授の言葉に振り回されっぱなしです。
教授はイライザを認めて上げる方向に話が流れ出すと、そこですかさず余計な言葉(自分の対面を保つため?)。自分でも気がついて「しまった」という顔をするのですが、訂正できる性格ではなく、突っぱねます。
そんなやり取りの繰り返し・・・・・

なんだ相思相愛じゃないか、と♪

そして、離別からのラストシーン。
やっぱりジーンときます。

プログラムによると、最新のブロードウェイ演出だと、戻ってきたイライザは教授の頬に触れると再び去って行く、と。

えっ、そんなのあるかな?
和解と独立の演出なのかも知れないけど、そんな形での表現なら、オーソドックスな、バーナード・ショーの意に反したままの方が良いと感じるのですが、どうでしょう?

あと、この夜は寺西拓人さんが上手くなっていました(と上から目線で言えるような人間ではないのですが)。
それまでは章節の変わり目の長音を精一杯伸ばしながら次に移るので、音揺れみたいな感じで聞き苦しくも感じていたのですが、この夜は長音をフェイドアウトから次の音へと綺麗に移り行く歌い方に。
凄く聞き心地が良く、上手くなって聞こえました。
もともと声量や音の取り方は上手な方だったので、歌い方が変わると素晴らく聞こえてきました。
多分、以前に聞いた二回は力みすぎていたのかも知れませんネ。
平方元基さんに並びそうな見事なフレディでした。

さぁ、これから朝夏まなと組の千穐楽に行く準備ですw

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