これまで何度か紹介してきた「People Powered」について、私のまとめ一覧を以下に置いておきます。
本書の内容についていろいろと問いをたててきましたが、それらの問いをぶつけるべく、訳者である高須さん、山形さんを招いた特別対談が開かれました。太っ腹なことに対談の様子は全編公開されているので、詳しく知りたい方は以下をご参照ください。
このnoteでは全体概要と、個人的に気になったところのピックアップをしていきたいと思います。
どんな本なの?
対談する人は?
高須さん
山形さん
プロ奢ラレヤーさん
ゆーさん
伊予柑さん
コミュニティ運営ってどうすればいいの?
遠くへ行かなきゃいけないの?
終身雇用はカルトなの?
これからの若者はどうすればいいの?
弱い人はどうすればいいの?
弱い人の意見
弱い人たちは、失敗することをとても恐れています。強い人からすれば、別にそんなの失敗に入らないよ、気にすることないよ、って感じることですら怖くて、チャレンジができません。
くらがりチャレンジする、越境する、依存先を増やすことで視野が広がれば、だんだん失敗への許容度も上がるのでしょうけれど、最初はなかなかその一歩が踏み出せないようです。
まぁ、そんな弱い人の世話までしてられないよ、って意見もあるし、そこは個人で頑張るしかないのかもしれないですけど。弱い人の集まるコミュニティでは、そうしたチャレンジがしやすい導線、失敗したときのフォロー体制みたいなのが整ってるといいのかもしれませんね。
私の感想
一人でも十分楽しめる環境、一人遊びが得意な人のことを、一人カルトって言ってましたが、自分もそんな感じあるなぁ、と思いました。もちろんみんなで一緒の方が遠くまで行けて楽しそうではあるんですが、自分一人でも別にまだまだ全然困らないくらいやりたいことがあって、他人を巻き込もうという動機が弱い。
でも、そうやって大人になると、本当は他人を巻き込んだ方がいいシーンに来ても「これは私一人で乗り越えるべき大きな壁だ、頑張るぞ」という思考に偏りがちで。まぁそうやって一人で死んでいくなら別にそれでも全然問題ないんですけど、結局限界まできて無理ー、死にたくないー、みたいになるとちょっとみじめですよね、そうならないように気をつけないといけませんね、という自戒を感じました。