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目標の設定 新4年生3月

いまやりたいことは何かと聞いても「別に……」とかしか言わないし、毎日なんとなくマンガを読んだりゲームをしたり、なんとなく過ごしているので、これがやりたいという強い意志はあまり感じない。でもとりあえず鬼滅の刃を読みたいと言っていたので1、2巻だけ買ってあげたら喜んでくれた。3巻以降も欲しかったら、勉強しようか、ということで鬼滅の刃をエサに勉強してもらうことに。

とりあえず塾からもらった宿題進捗チェックシートみたいなのがあるので、1週間分全部埋められたら鬼滅の刃を1冊買うことにした。でも、やっぱり勉強は大変なので、すぐに鬼滅を諦めて何もしないという選択をしてしまう。

何がそんなに大変なのか、勉強は面倒かもしれないけれど、ちょっとやれば終わるんだからさっさと終わらせればいいのに。なんか子供の目から見ると無限に宿題が湧いてきて絶対終わらないように感じるらしい。

とりあえず大きな数字を把握するのが苦手なので、たくさんの勉強を把握してスケジュールをたてるのも難しいことらしい。仕方ないので、タスクをものすごく細かく分けて、算数の練習問題の1と2が終わったら休憩、次に3ができたらまた休憩、みたいに具体的に指示したら、まだ終わりが見えやすくなったのか、ちょっとは机に向かってくれるようになった。とにかく、子供が一度に把握できる量のタスクで区切る。

ノートに今日のやるべきことリストを全部あらかじめ書いておいて、一つタスクが終わるごとにチェックしていって、どれくらい終わったかを分かるようにしておいたら、機嫌のいいときは、たくさん終わったと喜んでくれるけれど、機嫌が悪いとまだこんなにたくさんあると絶望してしまうので使い方が難しい。

結局、一番大切なのは、私がちゃんと見ることだな、って思う。普段は学校から帰って一人で勉強してもらっているので、その間はあんまり進まなくて、全然進んでないじゃん、って思うんだけど、そこは諦めて、私が帰宅してからちゃんと勉強の進捗をフォローしてあげないと、最初は難しい。毎日ちゃんと見ていれば、行き詰りやすいポイント、苦手なポイントも分かるし、さぼっている部分のフォローもできる。

それはとても面倒なんだけど、やっぱりちゃんと娘と向き合うのが一番効果あるなぁ、と思った。一か月くらいフォローしていたら、とりあえず宿題リストは埋められるようになった。やっぱりイヤイヤやっているので、ただ穴埋めするだけで何も記憶していないし、テストの点数には全然反映されなかったけど、とりあえず机に向かって一定時間勉強するという習慣は一か月かけて醸成できたと思う。それだけでも頑張ったと褒めてあげて、鬼滅の刃を買ってあげて、少しずつだけど成長していると信じて見守っていくことにした。

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