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最高のリーダーシップとは~名状しがたい読書会

会社ではリーダーシップのある人が求められている気がします。でもリーダーにもいろんな形があるし、どういうリーダーシップが一番いいのでしょう。そんな話をしていました。

スティーブ・ジョブスがよく例に挙げられますが、彼も一直線に有名になったわけではありません。プロトタイプを作って、つぶれたことが何度もあって、それでもこれを作るんだ、というのが最終的に実を結んだという、ビジョナリーなリーダーでした。

でもそうやってビジョンを見せるだけがリーダーではありません。全体を引っ張るのではなく、自分ができることをやってみる、とりあえずトライして、大きくなくても課題提起するタイプのリーダーもいるでしょう。

前衛的な教育している学校では、判で押したように「子供たちのリーダーシップを育てる」と言っています。でもそこで意味するリーダーシップってすごく曖昧で、人によって解釈が違ったりします。

大切なのはみんなを引っ張るということではなく、自分の役割を担うことです。ストレングスファインダーとか16パーソナリティとかを使って、自分を知り、社会の流れを知ることで、自分の内側と外側にズレがなく、ありのままの自分を出せるリーダーシップ。私らしいリーダーシップが求められているのではないでしょうか。

理想のリーダー像はこれだ、みたいに決められていると、それは自分には無理だな、ってなっちゃいます。でも、ビジョナリーリーダーシップ以外にも様々なリーダーシップが提唱されています。

  • ハンブルリーダーシップ

  • サーバントリーダーシップ

  • オーセンティックリーダーシップ

  • シェアードリーダーシップ

  • トランスフォーメーショナルリーダーシップ

  • トランザクショナルリーダーシップ

こうした、様々なリーダーシップを学んでいく中で、自分にとってどのようなリーダーシップが合っているかが見えてくるかもしれません。ということで、まずは「ハンブルリーダーシップ」に関する本を読んでいくことにしました。

ハンブルリーダーシップ

日本語に訳すと「謙虚なリーダーシップ」になります。権力や知識、権限に差がある人同士で協同するとき、特に権力を持っている側の人が自分の力に自覚的になれるかどうか、そうした謙虚さのようなものを持つことはチームにどのような効果を持つのでしょうか。

ベンチャー企業などでは創業者がガンガン進めていくことが多いですが、ガンガン出ないタイプのひとはどうすればいいか、何を握って、どのようなポジションで進めればいいか、それがセオリーとして確立されているはずです。ティール組織なんかは、こうした役割分担ができているのではないかと思います。

個人主義が旺盛な欧米では謙虚であれ、というのが一つの指標として成り立ちますが、日本だともともと謙虚な人が多いのでしっくりこない側面もあるかもしれません。そうした文化の違いなんかも気にしながら本を読んでいけたらな、と思います。

次回の読書会は11/13(日)早朝の予定です。

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