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学校の良いところ

今日は小学校の登校日でした。始業式に学習教材をもらって以来、1ヶ月ぶりの登校です。まぁ1時間くらいですぐ帰ってきました。新しい学習教材をもらってきましたが、先生たちもだいぶプリント作りに慣れてきたのか、今までよりもやるべきことがきれいにまとまっていて良かったです。

学習時間割も配られました。毎日何時から何をやりましょう、と明示的に渡されると、子供も、それに従わなければいけないな、と思うようです。

最近の学校は、IT化が遅れているとか、いじめが横行しているとか、よくない話ばかり聞くので、あんまりいいものだという実感はないですが、やはり数十年間続いている学校教育というシステム自体は素晴らしいもので、私が一ヶ月がんばって娘の勉強を見てきた結果、改めて学校っていいなぁ、と気付かされました。

やはり一番大きいのは、違うコミュニティに属するということ。学校は閉じたコミュニティでいじめの温床になるなど悪く言われることは多いですが、自宅にこもりきっていると、家族という一つのコミュニティしか存在しなくなるので、いじめの温床どころではありません。ストレスからケンカは多発するし、家庭内暴力にも発展しかねません。絶対に、家にいるより学校の方がマシです。

家にいると、私は父親という役割が第一に来てしまうため、先生と同じことを言っても、娘は同じように聞いてくれません。Zoomのオンライン授業で、塾の先生が私と全く同じことを言っても、娘は先生の言うことを聞いて勉強を始めます。友達も一緒に勉強していれば自分もやらないといけないという意識を持つようになります。家では遊んでいる妹しか目に入らないから、全然勉強する気になりません。家庭という環境には限界があります。

家庭の中にいると、将来像とか、勉強が必要となるシーンも想像しにくいです。困ったら何でも親が解決してくれる、親が自分で考えなさいと言っても、どうせ親ができるのに意地悪だなぁ、くらいにしか思ってくれない。でも塾や学校に行けば、先生は親とは違うことは子供でも分かります。自分でやらなければいけないことは自分でやろうという自覚を持ちます。そういう環境を、私が親として家の中に構築するのは困難です。

だから、学校とか塾とか、こういうご時世ですが、少しでも外と繋がる接点を持つのは大事だなぁと思いました。私も、別のルートで娘を新しいコミュニティにつなぎ合わせるのがベストなのかもしれません。しかし、コミュ障な私にそれは難しいのです。ごめんな。

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