見出し画像

2022

はじめまして、Elleです。

12月の頭は課題の提出や試験に追われ、ホリデーにはバースへ旅行へいったりロンドンにいる友達とクリスマスを過ごしたり、あっという間に2022年を迎えました。

年末には友達とクラブに行ったり、年越しパーティをしたり、とても楽しかったですが、家族以外と過ごす年末はやっぱり少し寂しかったです。


私はイギリス南部の街で大学生をしています。

留学というと前向きで明るくて、意識の高い門出みたいな響きですが、私の場合は少し違いました。海外の大学に行くことを決めた15歳の時から、成長すればするほど環境や自分自身に変化があり、渡英が近づいた頃には毎日涙が止まりませんでした。

何よりの支えだった親友や、手のかかる子供だった私に優しくしてくれたママ、少し複雑だけど頑張りたいことには必ず賛成してくれたパパ、家族みたいなバイト先、愛情をたくさん注いでくれた友達、迷走しながらやっと確立できた楽しい生活や自分自身を全部手放して、1万キロも離れた国で生活することが怖くて仕方なかったです。

失恋した時みたいに、”もう元の生活には戻れないんだな”と考えてばかりでした。

日本での生活が華々しいものだったわけではなく、バイトと友達と勉強と、そういう普通の生活が大好きでした。雨じゃない限りどこにでも乗って行ったママチャリが懐かしいです。イギリスに行く直前にカゴとベルとライトと全部壊れて、ほんとに出ていかないといけないんだなと思いました。

イギリスはすごくかわいい国です。

建物は古くて綺麗だし、大好きなFIATもたくさん走ってます。何より生のイギリス英語にはいまだに興奮しています。

大学の授業や課題には苦戦していますが、勉強は楽しいです。

こっちに来たばかりの頃は頑固に心を閉ざしていましたが、今では一緒に爆笑できるような友達がたくさんできました。

真面目な相談をしてる時や慰めようとした時に英語で良い言い回しができなくて、”もっと良いこと言いたいのに!これじゃ深刻な雰囲気で5歳児が喋ってるみたいじゃん!”って韓国人の友達と笑ったのも楽しかったです。

号泣しながら飛行機に乗ってここへ来た日から今まで、たった4ヶ月ですが、今の生活も自分も、少しずつ好きになってきています。

留学に関するアドバイスみたいなことはできませんが、少しでもイギリスでの暮らしをシェアできたら良いなと思っています。

読んでくれて、ありがとうございます。

またね。

Elle





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?