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しばらくの目標たち

就活が終わった。
解禁日、3/1の翌日の夜だった。

あっけらかんとした気持ちであった。
意外とこんなものか、と拍子抜けするくらい、自分のなかで『大事にしたいもの』を水底から掬いあげてあげれば、すんなり決断ができてしまった。

紆余曲折ありまくりの就職活動、
・・・というより自分のしたいこと探しの旅のお話も
タラタラ書いていきたい気持ちは山々なのだが、
それはまた次の私に託すとして。

ひとまずの停留所は決まった。
この間までぼろぼろになっていた胃腸を摩りつつ、
胸を撫で下ろしていた。

と同時に、さて次はどうしようか、
どこに向かおうか、と新しい旗を立てたくて
うずうずする自分も放っておけなかった。

「目標は立てない方がいい、
無理をしてしまうから。ゆっくりでいいよ。」
という人も恐らくいるだろう。
何かに追われているような感覚、
shouldとmustばかりで頭がいっぱいになって
身動きが取れなくなるなんて、そんなの損だと、
思う人もいる。

けれど私は、あえて旗を立てていきたい。
まぁそういう年頃とか、あれもこれもと目移りして
欲張ってしまう時期だし、元来そういう気性というのもあるだろう。
コロナ禍というよく分からない時期だろうとお構いなく「まあ、行けるやろ」と思って1人で国境を越えてしまうくらいには、欲に忠実だ。
ちゃんと感染対策はしましたよ、もちろん。

それに、今の時代はみんな情報という情報に囲まれて生きているのだ。あっちこっちから、忙しなく無尽蔵に溢れかえって濁流している海のなかで、溺れそうになっているとき、旗を立てて「色々分からんけど、とりあえず、あそこに行けばなんかいい事ありそうだぞ」と思わないと、私はやってられないタチだ。

・・・ということで(長すぎる前置き)、年明けはバタバタしていて出来なかった【今年の抱負】とやらを遅ればせながらここに忍ばせておきたい。r

一人旅、「まちやど」に行ってみる

「まちやど」とは、まちを一つの宿と見立て
宿泊施設と地域の日常をネットワークさせ、
まちぐるみで宿泊客をもてなすことで
地域価値を向上していく事業である。

「日本まちやど協会」公式HPより https://machiyado.jp/

私がはじめて「まちやど」を訪れたのは昨年7月。富山は氷見にあるHOUSEHOLDさんのもとを尋ねたときのことである。

きっかけはインスタグラムで”富山ホテル”とひたすら検索してたとき、
(なんか星野リゾートまでレベル高いところじゃなくてもいいし、
ロイヤルとかゴージャスさとかもいらないんだけどなあ)

となんとなく思っていたところにたまたま発見。
The観光地!にあるのではなくおよそ自分から歩み寄らなければ知ることも無かった地域へ足を運ぶわくわく感もあったし、見晴らしも良さげだ。
なにより1日2組限定という言葉に惹かれて(甘言に弱い)、見つけてすぐ
「ここにしよう!」とブッキングした。ありがとう、あのときリサーチ
諦めなかった私。

今でも覚えているくらい本当にいいやど・・・というより
心地の良い空間で、一夜を過ごすことが出来た。

オーナーさんの言葉数が少ないながらも優しさが滲んでいる雰囲気も、
紹介してもらった居酒屋での食事と店主さん・女将さんの熟練っぽさも、
早起きしすぎた朝に屋上から眺めた海も、
次の日の朝ご飯でせいろを開いたときの湯けむりも、
どこを切り取っても、ここに来ないと味わえない時間ばかりだった。

「この観光地にはこんなミドコロがありますよ~!」と大々的に
ひけらかすことなく、モデルコースを提案するでも無く、
ただありのままのまち、ひと、景色を覗くことが出来る感覚。
そんな感覚をおしえてくれたまちやどに、
近いうちもう一軒は訪れてみたいのである。訪れて、そのまちの人と、その景色を見て自分が何を思うのか、また味わいたい。

場所は全然未定なのだが・・・ふりきって鹿児島まで赴くのもよし、
いやむしろ逆手をとって(何の?)近場にふらっと行ってみるのもいいなあ。

自分のこれから行きたい方向に、なりたい生き方にすごーく近そうな
そんな予感がしている。

宅建士、一発合格!

いかにも、目標!って感じがする。笑
今の内定先にしろ、本命にありがたくもご縁をいただいた場合でも
不動産系であることは変わらない。ほぼ確実に取らなければならないはずだし、義務じゃなかろうと「あ、この人宅建持ってないんだ^^」とか思われるのはよろしくないので、まあ取りましょうねといったところ。

巷では合格率15%!難関国家資格!とのことだが・・・、個人的には「上位〇%が合格」という熾烈なバトルタイプよりも「〇点以上でみんな合格」という定量タイプの方なら、なんとかなると思っている。
正答率8割以上をコンスタントに出せるようになれば良いんだな、というわかりやすいゴールがあった方がメンタル的に安心して勉強できる気がする。

見出しの時点で(こ、この漢字読めない・・・)と面食らっているモノがちらほらあるが、来る10月に向けていざTOEICに次ぐ新たな資格取得!がんばるぞ~

4年ゼミ、卒論2万字

無事に今年もフル単位取得、残りの単位は必修ゼミだけ。
心配だったイギリス経済の試験もパスしたようでなによりである。
(おかげで一時期はサッチャーにだけ異常に詳しかった。懐かしい。
数字は分からんけど経済史は好きかも、とは思ったり)

弊校は学科ごとにより卒論の提出が必須かどうかが異なり、国際関係学科は1人2万字「以上」の提出が求められる。英語英文はそもそも任意だし、情報数学はグループ論文。1人でがっつり書くのは、この学科とあと1つくらいで同じ学科の先輩は毎年12月にひいひい言っている印象である。

さすがに提出間に合わない!(泣)ということは無いのだが・・・、
結局テーマをどうしようかなあ、とまだ考えあぐねている。
ハイデルベルクから戻ってきて間もない頃は「美術館」や「学芸員」の
国際比較が絶対面白くなりそうだと思っていたのだが、
いろいろ調べていくうちに1人の画家にフォーカスした方が良いかな、
いやこのバウハウスについてまとめるだけでも
かなりやり甲斐がありそうだしな・・・などなど、
それはもう、とにかく興味の矛先がぶれること、この上なし。 

良い意味でも悪い意味でも、みたもの聴いたものに
みんなアンテナを立ててしまうタイプなのだが・・・
さすがにそろそろ本筋を決めたいんだ、私。 軸足もってくれ。

とりあえず今度教授とご飯へ行くので(内定祝いとのこと。嬉しい。)、
そのとき色々考えるとするが・・・

やっぱり芸術と社会のつながり方とか、
文化都市が寄せ集まっているドイツにとって「文化」って
どんな扱いされてる(されていた)かな、日本はどうかな、とか・・・
芸術の美しさを語っておしまいじゃなくて
もっと実践的に今の生活や社会に還元できないかな?

ってことを考えた論文を書きたいよねえ、と思っている。今のところ。
すぐ抽象論に走りがちなので一体どうなることやら・・・。

卒業旅行!!

最期は、やっぱりこれ。いやあどこに行こうかなあ。
これもどこ行くかまでは決めてないけれど・・・、やっぱりまた海外に行ってみたい気持ちは十二分にある。ヨーロッパはさすがに破産してしまうので、アジアのどこかにいけたら良いな。

せっかく4年間紅茶の店で働いてきたから、インドやスリランカあたりで茶摘みでもしたい気もする(飲めよ)。
考えるところから旅行っていうのは始まってるからね!楽しみだなあ。

こんな感じで、4つの「旗」を立ててみた。実を言うとあともうひとつだけ、今立てるか迷っている「旗」もあるのだが・・・それもまた次の私に任せることにしよう。

これからは少し投稿の頻度あがるといいな!頑張ります~


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