見出し画像

55歳 バツ2男のバセドー病

今日は定期健診の日
3ヶ月ごとに採血し、甲状腺の数値を確認する

私はバセドー病である・・・

発症してから10年が経った、もう症状がでるということはない
健康体そのものだ、
ただし薬は一生飲み続けなければならない

発症する原因はわからないそうだ
それでも、ストレスが一番の原因とされている

私の場合はバセドー病に行き着くまでに時間がかかった

最初の症状が足の筋肉に異常が出たため、ずっと外科に通っていた

処方された薬を約2ヶ月飲み続けても全く良くならない

念のため内科で観てもらって、と言うことで紹介状を持って内科へ

そこでも、異常はみられず、わからない・・・

また紹介状を持って今度は脳神経外科へ

検査をしたが、脳には異常はみられなかった

しかし、ここで原因がようやくわかる・・・

血液検査の結果、甲状腺の数値が異常だった

すぐに専門の科がある病院にいくように言われた

外科の病院でも、内科の病院でも血液検査はしたのに、
なぜわからないのか・・・と思ったが、今更だ・・・

ようやく原因がわかり、治療が始まる
すでに、かなり悪く、手術するかの瀬戸際だった
とりあえず薬を飲んで、私の体質に薬があわなければ手術する
と言うことになった

幸い、薬との相性がよく、手術せずにすんだ


最初の症状は足の筋肉が硬直するような感じで
曲げ伸ばしがスムーズにならない、筋肉がひきつる感覚だった
(人それぞれ、でる症状は違うらしい)

まさか甲状腺に異常をきたしていると想像すらできない
外科の先生が、わからないのも、うなずける

とにかく身体がダルイ・・・
ダルイなんてことはよくあることなので、当たり前のことだと
たいして重要視していなかった
でも、隙があれば、すぐに横になりたいと思う、
寝転がりたくてしょうがない、立っているのもダルイって感じだったので
今思えば異常なダルさだった

じっとしていても身体の中は、常に成長ホルモンが異常な量を
ドンドン分泌している状態なので、ダルイはずである
じっと座っているだけでも、ランニングしているのと同じぐらい
体力を消耗していたそうだ、そりゃシンドイわ・・・

汗の量が尋常ではなかった・・・

この病気を放置しておくと、目ん玉が飛びでてくるらしい~
気持ち悪い~
ネットで見てぞっとした

ネットでは、元サッカーの日本代表の本田選手もバセドー病ではないか
と出ていた、目がギョロっとしているのが、まさにバセドー病の症状らしい
確かに最初はあんなにギョロっとした目ではなかった

あの目になってしまうまで、バセドー病のキツイ症状に耐えてサッカーしてたのかと思うと本田選手を尊敬し応援するようになった


症状が落ち着いて、数値が正常になるまでは食事制限も厳しく

魚介類は一切ダメで、アルコール類、刺激物(添加物、化学物質的なもの)もダメ、たばこもダメ(私はたばこは吸わない・・・人のたばこの煙も吸わないようにと言われていた)

しかし、この病気は異常な代謝が身体の中で行われるので
めっちゃお腹がすく、なのに食事制限がある・・・
結構つらい・・・


人に移る病気ではないのがよかった・・・
苦しいのは自分だけ・・・


今は食事制限もなく、

診察も3ヶ月に1回でいい

今日の診察の結果も正常!!!

もう発症してしまったものはしょうがない
死ぬまで仲良く付き合っていくしかない

私よりももっと重い病気と闘っている人はたくさんいる

私の病気なんてたいしたモノではない・・・

おそらく愛犬福も病気と闘っている

全てを受け入れて、前を向いて生きるしかないのだ

 明日も笑顔で頑張ろう~



福「ああ~クーラー最高~涼しい~」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?