【子育てエンタメ日記】〜思春期の文化祭〜

〜思春期の文化祭〜

君たちは自分達の力でやり抜いた。
2020年の文化祭は色々な意味で面白かった。

中学生になると生徒会が中心になり物事を進めていく。生徒の事を考えて先生方が枠組みを作っていく。

元の形に戻る事を願っても、途方に暮れるだけだ。今しかできない形で文化祭を行っていた事に、正直、安心を覚えた。

オンラインでやれば、それで済むのに。君達は映像によるライブを選んだ。保護者がわざわざ足を運んで、君たちが作った映像を見る。
まるで映画館のようだった。

色々な事を想定したのだろう。
わざわざ映像だけを見に行くの？
そんな疑問があったが、結果的に良かった。

みんなエンタメに飢えていた。
みんなエンタメを観たかった。
じゃなきゃ、あんなに反応は無かったと思う。

時代の変化が早い中、自分達が挑戦した事は大きいと思う。

さあ、来年は君達の番だ。

来年はどうなるのか、誰も分からない。
ひょっとしたら今年のように、君達がやりたい事ができないかもしれない。

でも簡単に諦めるな。
必死になって考えるんだ。
みんなで考えて、それを先生方にぶつけるんだ。気持ちがあるなら、きっといい方向に転ぶと思う。

君は生徒会に立候補するのかい？
それとも、立候補者の応援演説者をやるのか？
応援団長を狙っているのかい？

パパから見る限り、何もしないって事は無さそうだけどなぁ。学校の為に運営側に立つのは、君を成長させてくれるよ。きっと。

その時はパパも闘うよ。生徒がやりたい事を校長先生や教頭先生に言ってやるよ。約束する。

来年は面白い文化祭にしてくれよ。
来年は君達の番だ！
2020.10.27

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