【子育てエンタメ日記】 〜思春期の悩みを聞ける関係性を築く〜
〜思春期の悩みを聞ける関係性を築く〜
とうとうこの時が来た。思春期の息子が悩みを打ち明けてくれた。
ママから子育てのバトンタッチをしたのは、息子が小学6年の時だ。
体調の優れないママを庇うつもりで始めたのが本当の所だが、同時に育児放棄をしないと覚悟を決めた事を覚えている。
ワンオペ育児に気付くのが遅かった。ごめん。反省しながら子育てと向き合った。
ちょうど、息子が思春期に差しかかる年頃だ。成長できるチャンスとして捉えて前向きに子育てに取りかかった。
まずは、朝の身支度から学校への送り出しまで担当した。二人きりの朝を今もなお毎日過ごしている。
朝食の時間を父子の会話に充てる。昨日、面白い事はなかったか?笑った事はなかったか?
くだらない話で盛り上がった。
お風呂の時間は男の会話に充てた。
あーでもない、こーでもない。
ドラゴンボールの話しで盛り上がる。
時には息子コンサルをして、次はこうしようああしようと、前向きな話しをした。
学校の行事への参加も全てパパが担当した。
ママを嫌がる年頃だ。ちょうどいい。
中学生になると参観日には来なくていいと逆に言われる。これもちょうどいい。
思春期前後の子育てを担当し、当然、分からない事だらけだ。息子と一緒に前に進んで行った。息子が分からない事はパパも分からない事がほとんどだ。
その時は一緒になって調べる。そして一緒に前に進む。僕らが過ごした昭和時代のように、親の背中を見て育つような事は一切しなかった。
どんな時も一緒に参加する。
いわゆるバーベキュー型の育児だ。
目の前の料理を一緒に焼いて一緒に料理していく参加型の育児を行った。キンコン西野さんのエンタメを参考に子育てに取り入れた。
思春期になり、息子も成長した。
声も変わり身長も伸びた。
反抗期が始まりママとはケンカ三昧。
今までは息子に悩みなんてなかった。
幼かったのもある。
楽天家タイプでもある。
しかし、思春期になり、とうとう悩みが発生した。そんな悩みを息子はパパに打ち明けてくれた。
そうだ。
この時を待っていたんだ。
誰を頼っていいかも分からない思春期の時期に、まずは親に相談する。
この理想的な展開をパパは想像していたかもしれない。
子育ての目標は果てしないが、一つのポイントをクリアできた事は、パパにとっては舞い上がる程嬉しかった出来事だ。
思春期に悩みを相談される親になる!
この関係性を築くには、すぐにはできない事だと改めて実感した。毎日コツコツ積み重ねて2年間、、、やっぱり子育ては果てしない。
今日も元気に前に進むだけだ。
2020.8.7
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