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【子育てエンタメ日記】〜思春期のホワイトデー〜

〜思春期のホワイトデー〜

2020年3月、全国の小中高の学校が一斉に休校になった。突然の学校終了、クラスの解散、先生も子供達も頭の整理がつかないまま3学期を終えた。

一つ問題があった。
それはホワイトデーだ。思春期の子供達の事を考えるとかわいそうである。
その日に学校がなく女の子に会えない。渡す事ができない。家も知らない、連絡もつかない。
子供達からしたらどうする事もできないのだ。

まだ親が把握している分には、なんとかなりそうだが、大抵の思春期男子は恥ずかしいはずである。
親にも言えずにいるかもしれない。
親は徹底的にリサーチするべきだ。

息子の場合は分かりやすかった。バレンタインデーの日に、家にピンポン鳴らして女の子が来たからだ。息子は手作りクッキーを頂いていた。かわいい青春じゃないか。コソコソしない所が今どきなのか?それは、はっきりわからない。

息子を試したのか?
ママがこんな事を言っていた

ママ「学校が休みだから今年は返せないね、ママは買わないから」
息子「分かった、休みだからしょうがないね」

この二人の会話からは学校が休みだからラッキーとしか聞こえなかった。心配になったパパは一言
パパ「相手の気持ちを優先して、きちんと考えてから決めなさい」

数日後、1日だけの登校日のメールが来た。学校に数分だけ出る日が設けられたのだ。

息子は、その登校日に合わせて、自分でしっかりとホワイトデーのお返しを用意していた。
やるじゃねぇか!
安心したよ。

思春期に余計な事を言ってしまえば、親は完全にうざがられて終わる。
思春期の会話の流れをつかんで、どこに響いてほしい一言をぶちかますか毎回悩むところだ。
一つ一つの行動に意味を持たせて、気付きのポイントを作るのが親の優しさかもしれない。
2020.3.28

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