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新米リーダーの承認欲求

リーダーになってまる2ヶ月。

1番の気づきは、中間管理職の仕事はひとことで言えば多岐にわたるムチャぶり。
人材育成、リソースの配置、マネージャーへのプレゼン、お偉いさんのお客さんとのミーティング、社内のオペレーションのマネジメント etc

「今日中にこれ確認して」
「来週全員の前で来期の戦略発表して」
「部下にこれやらせといて。今週中。」

ひとつひとつの仕事はそんなに難しいものではなく、やればできるものが多いが、急にふってくるという点だけはいただけない。

今の率直な思いは、
①部下にリスペクトされたい
②同僚、つまり他のリーダーに認められたい
③BIG BOSSに認められたい

意外にも③がもっとも順調な気がする。

①に関しては歴が浅い部下ほど慕ってくれていて、一方で、自分より年上でなおかつ売上も高い部下からのリスペクトをどう稼ぐかが課題かな。そういえば今週、彼にひとつ仕事を依頼した際、はじめはしっくり来ない様子だったが、私がひるまずに自分の(というよりBIG BOSSの)ビジョンを語ったら納得してくれた、と思う。結局期限内に提出してこないけど。
こんな感じでちょっとずつリスペクトポイントを稼ぐしかないかな。

一番の努力が必要なのは②だ、、、
他のリーダーとのミーティングで、何を言っても自分がバカっぽく聞こえてるんじゃないかとソワソワする。
なぜそう思ったのかというと、今週あった他リーダーとのミーティングで、BIG BOSSからのダメ出しをそのまま伝えたら気を悪くさせてしまった。何がダメなのか上手く伝わらず何回も聞き返され、私の答えが腑に落ちなさそうな反応をされたように思う。

そこから学んだことは2つ:

1. BIG BOSSは自分の感想しか言ってこない。理由を深掘りして問題の本質を突き詰めるのは中間管理職である私の仕事。
2. BIG BOSSの言葉をそのまま伝えず、本質を考えたうえで自分の言葉に言い換えて伝えるべき。部下に対しても同僚に対しても同じ。

まあでも、優先順位的にも①=③>②かな。
同僚はある意味ライバルでもあるし、過去を振り返っても同僚からのリスペクトはマストではない。ただあれば嬉しいっていうレベル。

ていうか、①②③すべて自分承認欲求ではないか、、、リーダーがこんなに自己中でいいのか。
もっと会社を良くしたい、ビジネスを拡大したい、という情熱が心の底から湧いてくるものではないのか?

やっぱり自分は生涯リーダーをやる器ではないのかもしれない。いい経験になるし間違いなく自分の成長につながるから、とりあえずしばらくは頑張ろう。
下半期はもっと付加価値を出していきたい。

憧れのリーダーYさんにはいつ近づけるのかと嘆いたら、婚約者が「Yさんになることを目指なくていいよ。Yさんにはない価値を出せばいい。」と言ってくれた。
彼はいつも正しいアドバイスをくれる。
本当に感謝。

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