パワハラで仕事辞めました

はじめまして。僕の名前は弾コサック。

2019年3月いっぱいまで都内のメーカーに勤めて
いたんだけれど、ちょっとした事で退職することに
してね。暗澹たる思いのまんま晴れてニートに
なった、小宇宙(コスモ)の若大将こと、
弾コサックです。よろしく。

理由としてはタイトル通りパワハラなんだけれど、
より正確な表現をすると、パワハラ上司を
殴ってしまいそうになったから、ってとこかな。

穏やかじゃあないだろ?殴るなんて!
僕のことをよく知っている友達なんかは、

「あいつは喧嘩なんて得意じゃあないんだぜ?」

って言うんだろうけれど、僕が危惧しているのは、
つまり逆に、だからこそ、プッツンしちゃったら
果たして自分自身を制御出来るんだろうか?って
とこなんだ。

僕が格闘技でもやっているんなら、それこそ手加減
できるとは思うんだけれど、残念ながらそういう
わけじゃあないもんで、

やられる前にやらなきゃ生き残れない!

っていう本能のまま加減出来ずに向かっていく
可能性は、なきにしもあらずなんだ。
仮にそんなことになってごらんよ、確実に
どっちかは病院のお世話になるだろうし、
会社的にも僕をそのまま雇い続けるってわけにも
いかないのは明白だろぉ?

おそらく裁判にもなるし、お金も時間も労力も、
かかるはずなんだ。めんどくさいよね。
あまり得なことはないってことなんだ、
その上司と実際殴り合いの喧嘩をしてもね。

もっとも?その上司がガツンとデカめのキツい
ハラスメントをお見舞いしてくれるんならば、
反ってこっちもプッツンしやすいし、最悪の
結果だけれどもいっそ喧嘩しちゃえば、
まぁ気分はスッキリはするだろうね。
おそらく僕は性格的にも後悔なんてしないだろう。
めんどくさいな、得しないよな、とか思いつつも、
後悔なんてのは、しない性格なんだ。

ところがこの上司というのが微妙に浅い
ネチっこいハラスメントを継続的に行ってくる
陰湿なカタツムリタイプで、ちょっとヤリで
突ついて来たかと思えばすぐ殻に閉じこもる、
そんなヤリ口で、こっちとしても大爆発!
しづらいんだよね。

ひとつひとつは些細な刺し傷なんだけれど、
そういうの、さすがに毎日毎日、積み重ね
られると結構つらいっていうのは、
君にもわかってもらえると思うんだ。

もしそれが彼の作戦だったのなら、僕はまんまと
してやられた、ということになるな。当時どういう
心境で僕が会社に毎朝向かっていたかってのを
書いておくとこうだ。

「今日こそは、どうかデカいパワハラしてくれよ!
 そしたらキレてブン殴ってやっからさぁ!!」

そんな感じなんだ。

いつしか僕は喧嘩が勃発しちゃうことを期待して
しまうようになっていたんだ。通勤電車の中で、
会社のトイレで、帰宅してからも!いつだって
隙さえあれば、自分がキレた時のシーンを
想像しては大興奮してたんだ、僕ってやつは。

毎日毎日「今日こそはキレるチャンスがあるかな?」
って熱く心をたぎらせた状態で電車に揺られて
会社に行くんだぜ?参っちゃうよ。

フっと思っちゃったんだよ。あんな上司の為に
精神力を使って生きてどうするんだ?って。
そんなバカらしいことに為に僕は働いているのか?
ってさ。自分の人生の舵をまるでその上司に
コントロールされてるみたいじゃあないか!

そんなのごめんだね!!

だから僕は、退職することにしたんだ。
騒動起こす前に自分から去ろう、と。

なので俗に言うパワハラが嫌で辞めた、
っていうより、パワハラ上司に反撃したくて
ウズウズして毎日通うのが嫌だから辞めた、
って感じが近いかな。

送別会は開催して欲しくなかったんだけれど、
さすがに会社としてそういう訳にもいかなくて、
ただ運良く同じ部署の人が他部署へ移動する
送別も合わさったので、僕だけが注目される
ことなく終えることができたのはラッキー
だったな。

一応、退職理由はフリーランスとして頑張る為、
ということにしたけれど(フリー案件がないわけ
でもないので完全に虚言というわけじゃあ
ないけれど)、実際生活出来る程のあてもない
ので退職後、僕はまずハローワークへ通うことに
なったんだ。

正直ハロワってあんまし期待できないんだよな。
所謂IT系とかベンチャーやクリエイティブ系とか
僕が好きそうな分野には疎い印象なんだけれど、
どっちみち雇用保険の給付金やなんかの手続きで
行かなきゃならないんだけれどさ。

ま、その前に、ハロワより先に行っておいた方が
良い場所があるんだけど、それはまた次回に。

というわけで、僕は7年程勤めた会社を無計画に
辞めたわけだけれど、40代で再就職先なんて
果たして見つかるんだろうか。厳しそうだよなぁ。

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