米津玄師の「LADY」に魅せられて

米津玄師のLADYのMV
めちゃくちゃ良い。

何気なく道路の白線の上を歩くシーンがあるんですが、
その時の中性的な歩き方が美しくてツボです。

多分、しぐさやコンテンポラリーダンスなどの指導が
事前にあったと思います。

それを、上手く表現している米津玄師がすてきです。

LemonのMVの時も、ハイヒールの靴を履いて歌唱していたシーンが印象的でした。

音楽もやはり素晴らしくて、
２番の悲しいことを連想する歌詞に毎回気持ちを持っていかれます。

例えばどっちか一人　ひどい不幸が襲い
二度と会えなくなったら
考えた矢先に　泣けてしまうくらい
日々は続く一層確かに

全体として米津玄師の作る曲は暗く儚いトーンに思いますが、
だからこそ、その中で描かれる光や美しさが際立って感じられます。

前回のアルバムの中の「優しい人」も繊細できれいで、このところずっと聴いています。聴いているとこころが癒されて落ち着いてきます。

最近クラシックも聴くのですが、米津玄師の音楽にはその要素も感じます。音楽に造詣が深く本当によく研究されて作られているのだなと感じました。

良いものは、良い。

今回のLADYは、Lemonに通ずるところがあるように思います。
その切なさに触れて日々の疲れをとりたいです。