あなたはわたしの

わたしはあなたの1番にはなれないかもしれないけど、がんばるからってそばにいきたかったわ。あなたは、いつも自分のことばかりねってわたしもおなじだったわ。あなたは、わたしみたいだとおもっていた若かりしあのころがなつかしいくらいには老けこんだの。かなりやばい魔法にかかった恋人たちが別れをむかえるまでのきかんはとてもとても美しいのでしょう。おなじになれなかったわたしたちは、はなれたはずだったのに、まだそこにいた。あなたは、いまもむかしも変わらない場所からわたしをみて立っていたの。しらなかったしらなかった、かなしむひまもなくさっていくね。