小学校①

幼少期~学生までの私は、辛かった。
辛い過去を、少しずつ語っていこうと思う。

小学生①
小学校に入学し、輝かしい小学校生活を夢見ていた。
だが、その希望はすぐに、叩きのめされる。
保育園の頃、社宅に住んでおり保育園卒園と同時に引越をし(学区を越えて)、一から人間関係を築くことをすることになる。
ランドセルが、他の新一年生と違いがあった。
ランドセルの「冠(かぶせ)」部分が、他の新一年生や上級生と大きな違いがあった。

私のランドセルの「冠(かぶせ)」部分の加工が、「シュリンク加工」になっていて、シワシワな感じであった。
他の人の「冠(かぶせ)」は「エナメル加工」がされており、光沢がある「冠(かぶせ)」だった。その違いは、小学生の社会では大きな違いがあり、残酷なものである。その頃から同調圧力があり、小学生の中でも社会が形成される。そしてその社会に入れないと、「いじめ」の格好の標的になる。そして「新聞紙で作られている」と6年間、言われ続けることになる。今では「フェイクニュース」の類だが、いじめっ子の小学生から「お父さんが新聞で出来ているって、言ってたもん」と言われ、その意見が周りの賛同を受け、私のランドセルは「新聞紙製」と全校で認定されてしまう。
いじめの原因になるランドセルを持っている私は、当然いじめを回避するために、両親にランドセルを買い換えるお願いをするのだが、却下される。
そこから、6年間の絶望の生活がはじまる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?