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2-8. 車が通れない変な国道、「階段国道」

国が管理する道路を意味する「国道」

とは言え、下北半島と北海道白神岬を望める本州の先、竜飛には車が通れない国道があります。

その理由は

なんと道が階段になっているからです。

はあ???

しかし、国道に間違いないです。
 「339号」という固有番号まで付けられています。

いわゆる「階段国道」と言います。
嘘だろう…

常識が成り立たないです。
屁理屈か? 

百聞は一見に如かず!

さあ、行きます。

!!!

白い雲がそっと浮いている青空と

もっと青い海が会っている風景

石段両側、下り路を沿ってアジサイがブーケの様に咲いている風景。

この一幅の絵が良く見えるこの丘。

気持ち良く顔とすれ違う微風が生き生きさをアップします。

362の石段。

ここまでは異常ないですが、

確かに丸々青い▽看板には「国道339号」と書いてあります。
車はおろか、自転車すら厳しい!
しかも、石段なのに国道?
ふざけるなよ!

これってやはり勘違いだろう?
国土交通省ホームページどこだ?

勘違いではありません。
国道に合っています。

非常識が常識になる瞬間です。

国道339号線は青森県弘前市から津軽半島最北端津軽海峡まで127㎞も伸びている国道で竜泊ラインなど美しい海の風景が望められるドライブコースて有名です。かつて青森県道だったが国道になったそうです。

一体、なぜこんなになったのか。

知りたくてたまらなくなりました。

二つの説があるようです。

<説1:わざとか錯誤か役員がミスした。>

道路建設の当時、担当の役員が直接下見もしなくて地図だけで道を適当に確認し、そのまま指定した。

今の常識では有り得ないけど、

指定当時が1974年という事も考えると世の中では

もしかしたら…(;一_一)

<説2:青函トンネルの迂回路の一部として設定後、そのまま残された。>

 説1よりは説得力ありますが…うん…((+_+))

錯誤か企画(?)か真実は確認できないですが、

大事なのはこの非常識が全国から観光客を呼び込む異例な結果につながったということです。

振興を必死に願う地元住民たちの強い意見に応じて

地域名所として「日本唯一の階段国道」を保存し

更にマスコミの載って名声はどんどん広がり

現在は年間約20万人も訪れる名所になったそうです。

僕らが「変」ともいう意外性!

まるでラグビーボールの様に

平凡を破るこの要素こそ

僕らの人生をもっと楽しくて

豊にする要素ではないでしょうか。

ツアーは続きます。

人生も続きます。

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