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記事プレイリスト:8月29日

「記事プレイリスト」たるものを始めてみました。毎日オンラインでニュースやカルチャー等に関する記事を100個程度読み、定期的に関心の高そうなものをツイッターで投稿してます。大多数の記事は自分の脳内に一時的にインプットされるだけで、長期的に思考に影響を与えることはあるにせよ、どんどんジャーナリズムのスピードが早くなり、問題提起や時事問題が風化されやすくなっていっているような印象があります。米国の大手メディアは1日に約150~300個の記事を公開するため、その中から取捨選択し、読み込み、翻訳し、まとめて発信することはとても労力のかかることではあるのですが、長期的に見て自分が執筆をするときに参考にしやすい、この時代を映し出す記録になる、そして皆様にもぜひ英語の勉強やニュースのキャッチアップ等に活用していただきたいという理由で、今後は(できれば)毎日読んだり見かけて面白そうな記事を「音楽プレイリスト」のようなアーカイブ的に、noteでまとめて公開していこうと思っています。それに併せて、ニュース記事を参考にしながらより深く掘り下げ、様々な分析をする「ビリーアイリッシュと政治」のような記事を発信するマガジンも近々公開しようと思っています。

メンタルヘルス

「コロナウイルスの流行とともにブームとなったオンライン治療は、これからも提供され続けるだろう」

音楽

・「レナード・コーエンの遺族が、ドナルド・トランプ氏を「ハレルヤ」の無断使用で訴える可能性」

「レナード・コーエンの遺族の法定代理人であるミシェル・L・ライスは、「コーエン遺族がRNCの使用要求を具体的に拒否したことを知っていながら、RNCが進行することに驚きと落胆している」「コーエンの曲カタログの中で最も重要な曲の一つである'ハレルヤ'を政治化し、そのような鬼畜な方法で悪用しようとする彼らのかなり大胆な試みだ」と書いている。」


・「完璧でないからこそ完璧だった、ブログ時代について」

「音楽ブログの全盛期は、コミュニティ、競争、文脈のすべてがあった。ある元ブロガーと共に、このユニークで短命な音楽史の一章を回想する。

インターネットが進化し、SNSのプラットフォームがテキストではなく写真や動画で混雑するようになり、消費者の注意力は急降下した。2015年以前から2015年以降への明確な移行があり、説得力のあるストーリーやクリエイティブなミュージックビデオが注目の的となっていた時代から、センセーショナルでバイラルなコンテンツが視聴(つまり再生数)の主な原動力となっている全面的なミーム文化へと移行した。ブログ時代の通貨は、報道、インタビュー、一般的なおしゃべりだった。今日では、どんな手段を使っても注目されることが重要視されるようになった。アーティストがどういう人なのか、どのようにして今の場所にたどり着いたのか、ということよりも、コンテンツが派手でカラフルなのか、それとも音楽がアルゴリズムに乗って簡単にムード系プレイリストに入るのか、ということが重要になってきている。リスナーが次から次へと飛び移り、真のファンベースを確立するのが日々難しくなっているような現状は、慎重でゆっくりとした時間軸でのストーリーテリングと対比するように感じる。アーティストがこのような一回限りのバイラリティの瞬間についていけなければ、注目は薄れ、物語は終わってしまう。

音楽を発見するプロセスが進化することは何も悪いことではない。常に変化し続ける空間で仕事ができていることにとても感謝している。私は、新しいプラットフォームが提供してくれる新たなチャンスが大好きで、2010年代初頭にはSoundcloudやDatpiffが許さなかったような方法で、インディーズのアーティストが自分たちの音楽を収益化できるようになったことは重要なことだと思う。二度と戻ってこない往年に憧れているわけではないが、多くのアーティストやマネージャー(私や私が直接一緒に仕事をしているアーティストが個人的に感じているものも含む)が今日闘っているフラストレーションも認識している。

ブログ時代は、音楽への入り口を提供し、非常にアクティブでパーソナルな音楽発見の経験を提供してくれたのだ。」

・Porter Robinsonの新曲「Mirror」を記念したパーソナルなインタビュー


カルチャー

・「チャドウィック・ボーズマンは黒人の観客にとって俳優以上の存在だった - 彼は私たちが呼吸をするための手助けをしてくれた」


・「なぜ黒人貴族の描写が今のアメリカに必要か」

「ワカンダは夢の国であり、鎖に繋がれて連れてこられた時から黒人たちの心と魂の中にある場所だ」


「有名人が亡くなったとき、人々に何が起こるのか?心理学者に聞いた」


「Q) 有名人の死に関連して、喪に服する心理的なプロセスを説明できますか?一般の人々が名声や死に反応する一般的な方法にはどのようなものがありますか?
A) 有名人の死を悼む心理的プロセスは、一般人の死を悼む心理的プロセスと非常によく似ています。唯一の本当の違いは、「こういう人間であって欲しかった」という想像の中での人物像や、「こういう人間でいてもらわないと困る」という必要性の中で作られた人物像を失ったことを嘆いているということです。例えば、私たちが有名人に執着するのは、彼らとの接点や関連性を探る時に、類似性を見出そうとするからです。」


・「バンクシーが、地中海の難民を救うためにフランス海軍のボートを購入」

・「J.K.ローリング、ケリー・ケネディにトランスフォビックだと呼ばれた後、人権賞を返上」

・「J.K.ローリングへの呼びかけ
あたなの公の場での発言が、トランスの人々に与える影響について考えてください。」

「どんな社会運動も完璧ではないし、どんな運動も進化なしには成功しないが、歴史は自分たちの権利のために立ち上がった人々に優しい。歴史上の勇敢な人々は、富裕層や権力者に脅かされながらも、人種差別、同性愛差別、性差別、あらゆる形態の偏見に立ち向かった。

この偏向した、誤った情報の上でされている”議論”の悪質性によって社会的弱者たちが傷つけられていることに世間の人々が気づくことを望んでいる。あらゆる立場の人々に対して、脅迫的で攻撃的な行動を慎むよう繰り返し呼びかけ、J.K.ローリングに脅迫的または虐待的な内容を送信する者も非難する。J.K.ローリングには、プロフィールに彼女の名前を使ってトランスジェンダー当事者やその友人、支援者、家族を脅迫したり罵倒したりしている人たちにも同様の呼びかけをしていただきたいと思います。

以前にもお願いしたように、トランスジェンダーの子供や若者については、まず彼ら当事者の話を聞くまで、言及しないでください。」

コロナ事情

・「コロナウイルスのパンデミック中の教師たちの体験談」

・「私は大学の新入生で、キャンパスに引っ越して、今はコロナウィルス妖精です。寮では、2週間しか過ごせなかった。」

・「マスクによって、笑顔のあり方が変化してきている」

・「学校再開の手引き:教室で、画面越しで、そして屋外で
パンデミック時に子供に教えるのに最適な方法とは?完璧なモデルはありません」

・「学校再開に向けて、教育関係者と親が不安や解決策について語る」


選挙

・「初めて投票する有権者のためのガイド: 権利、ルール、規則」

・「ちゃんと知る:考えて投票するための10の方法」



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