曾祖父を忘れられない話 前編
102歳まで生きたひいおじいちゃんがいた。晩年は、超パワフルおじいちゃん的な感じで市から表彰もされたすんごい人だ。
ひいおばあちゃんに先立たれて数十年、ひいおじいちゃんは過疎化の進む田舎のデカい家に一人で暮らしてたのだが、ママチャリで数キロ先のスーパーまで買い物に行ったり、畑で野菜を育てたりして、ほぼ自力で生活していた。とんでもない生命力である。
第二次世界大戦には海兵として潜水艦に乗っていたらしい。自分の知ってる人が戦争経験者、しかも兵士として戦ったなんて現実味がない