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団子とジェルさんの雑談。今後の人気作を作る児童小説家と周りの作家さんについて

莉犬くんはジェルさん曰く「凄く男らしい男」

莉犬くんの「男らしさ」ってそもそもなんぞ?

 莉犬くんが「男らしい」とジェルさんは言うけど、私はいまいちピンときてない
 だって、莉犬くんって凄く細くて凄く可愛くて、小動物の子リスのようじゃないか。

 と言ったらジェルさんに「リスにも男はいるじゃんなんか……」と言われた。
 例えばジェルさんの考える「莉犬くんの男らしさ」とは「凄く我慢してしまう所」らしい。と言うのも莉犬くんは前も話したように「骨折の痛みを2度も経験して、どちらも『痛いとも言わなかった』こと」がある。
 うーん、そこまでされたら凄く心配してしまう。
 私の考える「男らしい」の筆頭は「豪徳寺辰徳」(25)だったりする。
 うちの辰徳くんは女の子に心配かけることまではやらなそうだったりするけど。

 ジェルさんが話を続けて分かったことは「莉犬くんは『傷ついてもなかなか人に言えない』らしい」ことだ。

「まず辰徳みたいに器用なタイプじゃないんだよね:
 辰徳くんは確かにIQ130超と言われており……頭の回転は速い方なんだよね。

「そのさなんかさぁ、莉犬は我慢強いと言うより、人に心配かけないんだよね」
 よりかっこいいですな。
「かっこいいって言うかさ、『悩んでること気づかれにくい』んだよ。だからそもそも心配されないって言うかさ、無理しすぎるって言うかさ」
 それは逆に心配されないのでしょうか。
 気遣い屋さんのヒトシでも気づけなかったりするのかな。
「気づけないでしょ。莉犬は中学の時から悪夢を見せるのが怖くて、友達にも悩みを話せなくなったんだから」
 彼の「生まれてから、」という動画にもその記載がありますね。

「莉犬がペンライト下ろされた時って知ってるよね。話で聞いたことがあるみたいな」
 それも「生まれてから、」で聞いたことがあります。
「その時も、莉犬は楽屋裏で笑って誤魔化したりしたじゃん。まあ、『男女差別』とか言われたくないけど『女だったら泣いてるよ』」
 どうして下ろされたりなんかしたんだろう。
「まあ、そんなの『気に食わないから』だろうね」

 なんか彼のことを話していると辛くなってきました。
 莉犬くんのユーチューブアニメのダチ部(2022年夏公開)でも、主人公の莉犬くんは「友達になんかされても我慢しちゃう」キャラだったよね。
「それ実体験からだからさ。実際はそこまでじゃなかったんだろうけどさ」
 なんかどんどん辛くなってくる……。

 彼はどうしてそんなに我慢し続けてしまうのでしょう。
 と私が思っていたらジェルさんが、
「確かに家庭環境のせいで自分の気持ちが言えなかったのもあるんだろうし、みんなに心配かけたくなかったんだろうし、『辛い』ってみんなに言ったら『みんなも辛い思いをする』って思ったからだよ」
 では、彼は心が凄く優しいんだ。

「心が優しいっていうか、凄く男らしいんだと思う」
 男らしいって言うのは褒め言葉なのかな。と私は思った。
「褒め言葉っていうかさ、『共感するのが女脳』っていうなら女は『共感し合えば楽になる』って思うもんじゃん。でも莉犬は共感されたくなかったんだよ」
「で、自分の中で『解決した』んだよ。『解決するのが男脳』だからさ」
 それは確かに分かりやすい……。

 私の愚問を話せば、ダチ部のコメ欄では共感の声が沢山あったけど、それは共感されたいわけではなかったのか。
「『共感されたい』っていうより、『みんなの心を楽にするアニメ』って感じでしょ? だから『莉犬が共感した』んだと思う」

 それからジェルさんは、
「ハローの男の中で一番女らしいのは颯太だと思う」と話した。
 うぇ? ドSな颯太くんが??
「なんかわかんないけど、すぐぶりっ子するじゃんなんか」
 泣き真似するシーンもあったりして。
「泣き真似するシーンなんかありまくりだよ……」
 思わず笑ってしまう団子でした。

「辰徳も『女々しい』と思う」
 辰徳は『女々しくない』と思うけどなあ。
 ジェルさんは「いやぁ……なんか分かんないけど、こざかしいじゃんなんか。莉犬ってそういう時頭使わないんだよ」とおっしゃった。
 ああ、彼はあかりと接する時とか特に計算するタイプだよね。
 けどかぐや様の白銀御行なんか、そのしたたかな計算力でハートの風船だらけのロマンチックな景色を見せたのだから。
「見せたっていうかさぁ、辰徳ってなんかさ、すぐさぁ女に共感すんじゃん」
 まあ、彼の性欲は女性に近いし、凛理(辰徳ママ)と恋愛映画よく見て、女心を研究していたもの。
「なんか分かんないけど、辰徳ってさ、例えばさなんかさ、『かっこいい』とか言われちゃんだけどさ、あかりの『女のロマン』叶えようとしてさすぐ実行してさ、あかり喜ぶじゃんなんか」
 ああ……原作者の私がまだ知らないシーンか。
「例えばさ、『女のロマン』っていうか乙葉の小5の3学期の2月14日のバレンタインの日、告白すんだよ!! 凄いさなんかさ、ロマンチックなシーン考えてさ」
 誰が考えてるのよそういうこと。
「そりゃリスナーの脳だよなんか」
 辰徳ってさとみさんがモデルやんけ、さとみさんそのこと知ってんのかな。
「さとみはさぁそのさ、なんか分かんないけど『いんじゃね?』みたいな反応だよ」

 ワタクシのシナリオではバレンタインではヒトシと颯太と誠に邪魔されて、ホワイトデーで『マシュマロ』の誤解が解けてふたりでマシュマロ頬張るんだけどな。
 ほら、颯太に「乙女の柔肌」「獰猛な」とか言われるけど、辰徳がマシュマロ渡されたい理由って「優しさに包んでお返しします」だからじゃん?
 ホワイトデーにマシュマロ食って、その願いが叶うと思ったんだけど。
「はああ、さっきから凄くオレら関係ない話ばっかしてるけどさ、そのシーンはさもっとロマンチックっていうか、まあ続きは明日」

(安心してみんな、記事はまだ続くから)
 執筆者は翌日また書き始めるけど。
 はい朝。

辰徳くんの告白について

 辰徳くんとあかりのホワイトデーどうなったのよ。
「バレンタインデーの日に清水寺(きよみずでら)で怪盗の格好して、思いっきりキザなセリフを言ってあかりに、あかりの誕生日石のエメラルドを渡すんだよ」
 エメラルド! 知らなかった。
 エメラルドと聞いて思い出したことがあるよ。
 back numberさんの「エメラルド」という曲は「ミステリアスガールとの恋愛」を歌っているのだけど、その曲いつか「さとみさんに歌ってみた出してほしい」って思っていたのよね。何故なら「あかりが悪女になった世界線」みたいな感じでファンメイドMADを読者さんが作って下さるかもしれないから!

 それはそうと、怪盗サットになるシーンをワタクシがかっこよく書けるものかまるで自信がないよ。大丈夫かなぁ……。
「そのさぁ、怪盗サットっていうかさぁ……まず、そこまで仲良くなるのに色々あるんだよね。辰徳がラーメン作ったり、あかりがアニメ描いたり、名探偵コナンよりもかぐや様よりも、他のどんなラブロマンスよりもまあ、好評になるし凄く反響があるんだよね。まず京都にライブに行ったりするんだけど……」
 まあこの先は「この先のハロー」でお願いしますっ!
 ここまで書いちゃってワタクシは不安でしかない。ハードルかなり上げたよのぉ。

 まず「かぐや様」を超えられるかまるで自信がないんだなぁ。
 改革によって「ダメな作品」扱いはされるけど、「ハートの風船を飛ばして沢山告白するシーン」とか「半月の下での初キスのシーン」がロマンチックでした。
 コナンもさ、水中で人工呼吸したり誘拐犯に捕まった蘭ちゃんを助けたり、そんなラブロマンスが沢山あるのだよ。
「でもなんかさ、女ってさ別に白銀くんのこと好きじゃないじゃん」
 おっとジェルさん。ここに書いちゃって良いのかな?
 私はかぐや様ファンの方とあまり交流がないけれど、白銀生徒会長の魅力は知ってるよ? まず勉強とか好きな人を守る努力をしてることでしょ?
「セcクスはするんだけどね……」とジェルさん。
 まあ確かにそのシーンはときめかなかったなぁ。結局セオリー通りなのかなって。
「そもそもさ、『告白した方が負け』っていうならさ、辰徳なんか『先に好きになったから負けてんじゃん」
 白銀くんもかぐやちゃんを先に好きになったよ〜。
「負けてるくせにさ、『かっこいい』って言われてさぁ、かぐやのファン激おこなんだけど」
 そうかなぁ。
「白銀ってかっこいいって言われたことないよね」
 おおっと? 今日のジェルさんはいつもにまして切れ味がありますね。
「切れ味っていうかさ、『人気作品って思われてるだけで人気ない』じゃん」
 えっと、まず私は「他の作品ディス」はしたくない。何故なら「人気作家になった時」に「調子乗ってるって言われるのがイヤだから」である。
 悪い意味でハメを外したくはないのよね。
「じゃあかぐやの人気調べてみなよ。かぐやの視聴率さぁ、何%くらいあるんだろ」

 調べてみた。
 一般的に人気の時間帯でやった実写版、3.8パーセント。(正直私は低いと思った)
「人気アイドルの平野くんが出てその数値じゃ人気ないでしょ」
 アニメの方は出なかったですな。
「アニメの視聴率は多分4%くらいだと思う」
 深夜アニメだからかなぁ。LINE漫画では結構人気あるのだけど。

「言いづらいんだけどさぁ、漫画がさ1000万部くらい行ってんのはさ、レーベルが集英社で無料で本読める所に並んでたりするからだよ」
 私は人気だと思ってたなぁ。
 ジェルさん情報ではイマイチ信用出来ないから、すぐ近くの未来になると思うけどななもりさんが正式に発表をされた時の情報を見るわ。
 これ以上は作品ディスになっていかんし。
 ここを読んでる読者さん達は辰徳くんの話の方が気になると思うから話を戻すね。
 戻さなかった。

ジェルさんが語る「人気作品を作るのが難しい」

「話戻すっていうかさ、そもそも辰徳が人気ありすぎるじゃなくて、他の作品の人気があまりになさすぎるんだよ」
 ちょっとたんま! いやジェルさん!! 他の作品ディスはやめようよ!
 私まだ作品出してないから!!
「あかりがさ、時計台の近くを風船が飛んでるってイラストを描いてる時、辰徳は『なんの漫画なんだ?』みたいな反応してるんだよ。実際調べてみたらさ、熱狂的なファンはいるかもしれないんだけど、ほんのわずかな層が盛り上がってるだけっていうか、でも『人気漫画』って思われるのは成功してるっていうか」
 と言いますと?
「そんな作品があまりにも多くてさ、なーくん本当に大変そうなんだよ」
 個人的には今の時代「10万部行くこと」だって大ヒットだからね?
「基準が緩すぎるよ。『1000万部行けて当たり前』とは言わないけど、『100万部行けて当たり前』だからさ……」
 それは基準が厳しすぎやしませんか?
「団子は超えられるけどさ、他の作家はそういうの超えてくれないんだよ……」
 だって売れるって大変ではないでしょうか?
「例えばさ、『なろう』とかあるじゃん」
 なろう系ね? 俺つええとかハーレムとか異世界転生とか.
 異世界転生ものなら、「このすばらしい世界に祝福を!」とか「リゼロ」とか「幼女戦記」とかが挙げられますね。
 まあ、そうすぐにみんながハマるような異世界を描くのは難しいものよ。

「そのさ、一番人気のジャンルがさ、恋愛じゃん」
 そうですね。私は青春や冒険も好きですがね。異世界も割と好き。
 ポケモンも妖怪ウォッチもイナズマイレブンもダンボール戦機も好きでした。
 あと、ジェルさんは「嘘つきゴクオーくん」って知ってる?
「そんな話したいんじゃないよ。恋愛っていうかなんかさ、ひとりの異性に複数の人間が群がるみたいなのあんじゃん」
 ハーレムとか逆ハーレムのことですか?
「そうだよ。それって人気ないじゃん、でも作家は描きたがるんだよ」
 私もそれは何故か分からない。小説を通して複数の異性と恋愛したい願望があるのでは? 乙女ゲームとかもそうだし、人気があると思ってたよ。
「異世界も人気ないんだよ。ポケモンとかさ、よっぽど人気あるんだなって思うけどさ、そこまで世界観がしっかりしたアニメとか小説は人気あるんだろうけどさ」
 まあ大抵の異世界は「人生やり直しリセット場所」ですもんね。
「ていうかさ、みんな人気作に集まって大体の作品は見られないから、作品自体を少なくする必要があるんだけど、それが難しいんだよ。まあ書き手に飢えてるっていうか、魅力的な世界だか分からないし、魅力的なキャラクターだか分かんないし、人気作ってどうやって作れば良いわけなんだろう」
 私が人気になるんだったらたまたま人気になったパターンかなぁ。
「ていうかさ、リスナーの小説が大ヒットする理由は『文章がしっかりしてて』『恋愛とか冒険とか青春を売りにしてるから』じゃん。そんなことが出来る作家ってなかなかいないんだよ……」
 それでジェルさんはどう思うのだ。
「やっぱなーくんは大変だなって思うよ。正直団子みたいな才能がない作家は、作品に我を通さないで黙って人気作書いてほしい」
 まあそれは一理ある。プロとアマチュアって違うものね。
「だけどさ、書きたくない作品って大抵のやつは書けないじゃん」
 ワタクシもそのタイプよの。難しい話なのだ。

莉犬くんは人気作を作りたい

 ジェルさんの話は続く。
「莉犬はさ、『ハローを人気作にしたい』って頑張ってテレパスかけてるよ。で、他の作品も人気にしたいからさ、他の作家見つけてもテレパスをかけてるよ。なーくんは人気作が出る理由を沢山知ってるからさ、その通りに書いて欲しいんだよ」
 ななもりさんはあの超大手株式会社STPRの代表取締役社長さんですもんね。
 人気作のノウハウは沢山知っててもおかしくはないですな。
「そのさ、莉犬はさ。いつか団子を、団子とは真逆の作風で抜かして欲しいって思っているんだよ。リスナーの作風はさ、『出来るやつの日常』じゃん。莉犬の求める作品はさ、勿論『出来ないやつの非日常』だよ。でもそれで異世界転生なんて安易にやらせたら上手くいかないし、『日常は安心感があるから上手く行く』ってリスナー思ってんじゃん。だからさ、『ハラハラドキドキしても面白くて』『出来ないキャラにも魅力があって』『出来ないキャラが本気で誰かを幸せにする』みたいな」
 ドラえもんののび太くんみたいだね。
「違うよ、もっと出来ないんだよ」
 ならワタクシくらいしか思いつかないな。
「とにかくさ、そのためにはさ、リスナーより文章力がないといけないし、リスナーより世界観を作るのが上手くなきゃいけないし、キャラクターもリスナーより『魅力的に作らなきゃいけない』んだよ。でもそれって凄く難しいことじゃん」
 難しいかどうかは分からぬ。
「それを作るまでが本当に大変なんだよ。書くのが好きで、ずっと書き続けてきたリスナーより何倍の書かなきゃいけないから。そうだよ、リスナーよりも『自分に厳しく』なきゃいけないし、色んなことも勉強しなきゃいけないし、要は未来の子ども達に託すしかないんだよ」
 子ども達がいつか私のライバルに。
「うん」

「今の作家は、団子を僻んでばかりいると思う。良さも知らないんだよ。でも自分の作品の方が良さがないわけじゃん。うーーん、本当に難しいよ。そのさ、現状他の作品についてはさ、出さないってことにしたからさ」
 出さないとは。
「要はさ、10万部も行く確証がないから出さないんだよ。漫画も小説も。それに10万部行く確証があっても変な作品は出さないよ」
 変な作品って『ネガティブイメージを広めたり」とか?
「それだけは気をつけて欲しいんだけどさ、でもみんなやっちゃうんだよ」
 他の大人向けの小説も出させない感じだったりしますか?
 作品がよければプロモーションに力を入れれば売れると思うのだが。
「売れないよ。何が伝えたいか分からない作品ばっかだし」
 冒険も? 和風ファンタジーも? ホラーも? ミステリーも?
 プリンセスが出てくる話も??
「団子はそうやってすぐさぁ、面白そうって思うものが思いつくんだろうけどさぁ、全部自分のとこでやるじゃん」
 え、私書けるかな?
「書けるんだよ……。これから分かるよ。それでさ、新人賞もしばらくやらないからさ。だって団子ひとりいれば良いじゃん、角川さんは。他のレーベルもさ、人気作はあるからそっちをぐいぐい推してくよ。あとさ、問題は『大人向けの作品』だよ。ろくなものがない! 本当に」
 グルメとか数学とか王子様との恋愛とか色々あるやんけ。
「そんなん自分のとこでやんじゃんなんか」
 私は悪役令嬢ものはやらんよ。
「そんなんウケてるわけないじゃん……」
 私は「シキサトリもの」とか「泣ける青春」はなかなか書けないよ。
「泣ける青春じゃねーよ、なんか分かんないけど。例えばリスナーはさ、『受験勉強』っていうかさ、『勉強で感動を』とか書いたりすんじゃん。そんなやつなかなかいないから勝てないんだよ。あーもうとにかく団子も他の作家も頑張れよ!」

終わりに

 ジェルさんが怒ったところで最後締めくくります。
「そのさぁ、団子は他の人の良いとこ取るのが異常に上手い」
 ありがとうございます。
「リスナーを抜かしてもらうには『完全オリジナル』作品を作ってもらうしかないんだこれが。頑張って欲しいよ、じゃないと今後作品が団子のやつだけになる」
 ええ、それは勿論よろしくお願い致します!
 そして、まずはワタクシが中心になって出版界隈を盛り上げていきたいと思います。
 何故ってね。
 団子さんの力をお借りしたいんですって言われたらさぁ、『やりましょう!』って言いたくなるじゃないですか♪
「はいはい。今回の記事は以上で終わります」
 ここまで読んでくれてありがとうございました!!

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